入試の傾向と対策 東京工科大学2020年度入試に備え、最新の傾向と対策を公開

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東京工科大学 前年度(2023年度)入試の傾向と対策【物理】

出題傾向と学習対策は、株式会社KEIアドバンスが作成しております。

出題傾向

出題形式

すべての日程で大問数は3題で統一されており,全問が多岐選択型マークシート方式である。が「力学」(配点36点),が「電磁気」(配点36点)であり,は「熱」・「波動」の2分野からそれぞれ中問1題ずつの出題(配点28点)となっている。設問数は,が6~8問,が4~5問で,全体で18~20問ほどで構成されている。

出題内容

出題内容については,「力学」分野では運動方程式・仕事とエネルギー・運動量保存則などが扱われることが多く,また「電磁気」分野ではコンデンサーや直流回路を扱った問題が多い。まずは各分野の基本的な内容を教科書や標準的な問題集などを用いて完成させることが重要である。「熱」「波動」分野ではそれぞれ満遍なく,各テーマから基本的な内容が出題されている。

難易度

全体を通して基本~標準レベルの問題で構成され,いわゆる難問・奇問などはなく,ほぼすべての問題が標準レベルの問題集で扱われているような典型問題である。日程による難易度のばらつきはほとんどなく,どの日程で受験しても有利・不利は生じないと考えてよいだろう。

学習対策


基本事項の習得

「物理」の入試問題は,基本~標準レベルの問題が中心であるため,それらの問題を短時間で正確に処理できる能力と正確性が必要である。やみくもに難しい問題集に手を出すのではなく,まずは教科書で扱われる基本事項の理解を積み重ねていくことが重要である。その上で,教科書の章末問題や傍用問題集に取り組み,単に物理法則や公式を丸暗記するのではなく,その意味と,それを導く過程まで押さえておきたい。

問題演習で実力アップ

教科書の学習が完了したら,教科書傍用の問題集や標準的な問題集を何度も繰り返し解くことにより,問題の流れや解法の手順をマスターし,入試問題を素早く正確に解く力を養っていきたい。特に「力学」と「電磁気」に関して計算力,思考力が要求される場面があるので,このことは徹底したい。

過去問で最後の仕上げ

入試直前の時期には,東京工科大学の過去問を試験時間も意識しながら解いてみるとよい。実際の入試問題に触れてその傾向を把握し,さらに東京工科大学の入試での頻出項目に対する総復習を行うこともできる。目標として,で6割以上の正答率,さらには確実に得点できるようになるまでに仕上げておきたい。