応用生物学部生命医薬コース

2024年4月入学生より School of Bioscience and Biotechnology 八王子

新しい医薬品や医療システムで、
人々の健康を支えていく。

コース紹介ビデオ

コース紹介文

「生命医薬コース」は、生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これらを医薬や健康管理に役立てるための先進技術を学ぶことができるコース。ハイレベルな研究に幅広く対応する充実した実験機器・設備を活用し、核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療など新しい創薬技術を学修し、医療・医薬分野で活躍できる人材を育成します。

「生命医薬コース」は、生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これらを医薬や健康管理に役立てるための先進技術を学ぶことができるコース。ハイレベルな研究に幅広く対応する充実した実験機器・設備を活用し、核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療など新しい創薬技術を学修していきます。

特長

  • 生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これを医薬や健康管理に役立てるための先進技術を学修
  • 核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療など、新しい創薬技術を学修
  • 最先端かつハイレベルな研究に幅広く対応する、充実した実験機器・設備を用意

Research医薬品の研究

創薬の本流「バイオ医薬品」の
開発をめざす

人の体内にある抗体などのタンパク質や、核酸(DNAやRNA)など、生体由来の物質からつくられる医薬品である「バイオ医薬品」に関する先端研究を行っている研究室です。バイオ医薬品は、遺伝子組換えや細胞融合、培養などのバイオテクノロジーを使って製造される薬で、高確率で薬効が期待できるうえ、副作用が少ないという利点があることから、大手製薬会社も開発に力を入れており、現在、世界の医薬品の売上・開発トップ10のうち7~8品目は、バイオ医薬品が占めています。生物創薬研究室では、自然免疫で機能するタンパク質であるラクトフェリンに着目し、その機能を高める製剤開発と、バイオベンチャー企業と共同で、がんや脊髄損傷治療薬としての創薬化を目標とする研究に取り組んでいます。

関連する項目

SDGsSDGs 03

生物創薬研究室
佐藤 淳 教授

医薬品コース特集ページ
「バイオ医薬品」
研究の取り組み

バイオ薬品の詳細とその関連研究などをご紹介します。

生命医薬コースのカリキュラム

1年次から実学基礎科目で人文社会や語学を学びながら、専門分野を学ぶ上での土台となる学部共通科目として、分子生物学や生理学、遺伝子工学などを学びます。3年次に生命医薬コースに進んだら、創薬学や再生医学、生命医薬実験など、より専門的な分野を学修します。そして4年次の卒業研究で、医薬や健康管理に役立てるための最先端の研究に取り組みます。

生命医薬コースのカリキュラム

生命医薬コースの主な専門教育科目

創薬学

創薬の一連の流れを学ぶとともに、医薬品を対象疾患や物質ごとに分類し、その作用機序を分子レベルで理解。さらに、近年注目されている「バイオ医薬品」の基礎研究、非臨床研究、臨床試験などの研究開発動向について、実例を示しながら解説します。

病態生理学

病態生理学は,病気の状態と原因を解明する学問であり,生命や病気の理解に必須です。解明された病気の本質と原因を治療に結びつける医薬品や治療法が開発されており,これらを学ぶことにより,論理的な思考力と問題解決力を身につけます。器官系別に様々な疾病の病態とその背景にある分子機構を学ぶことにより,実学に基づく専門能力を修得します。

生命医薬概論

生命科学の研究や医薬品の開発・製造に関わる業界の仕事や求められている人材、製品の販売を認可する政府の役割、医薬品の開発受託機関や治験施設支援機関の仕事について学修します。実務経験のある社会人講師による具体的な事例を教材とした講義を通じて、理解を深めます。

生命医薬コースの専門実験

生命医薬実験Ⅰ

遺伝子工学や細胞培養技術などによって作られるバイオ医薬品に関する基礎知識や技術、細胞工学に関する基礎的実験手法とそのデータ解析、微生物バイオテクノロジーに関する抗菌物質の評価、タンパク質生産および環境モニタリング技術などを、実験を通して修得する授業です。実験操作法とその意味を理解するとともに、実験結果についてはレポートとしてまとめ、得られた結果について考察する論理的な思考力、分析・評価能力、問題解決能力の養成を図ります。

研究・教員紹介

タンパク質、ペプチド、糖鎖に着目した“バイオ医薬品”に関する研究を行っています。

3.すべての人に健康と福祉を

がんの増殖機構を解明することを通して抗がん剤・治療法・検査法の種を探しています

3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤を作ろうを

遺伝子のスイッチに着目し、がんの簡易診断方法や医薬品開発に向けた研究を行っております。

3.すべての人に健康と福祉を

地雷、農薬、放射線などを測定する微生物バイオセンサーの開発をしています

3.すべての人に健康と福祉を 15.陸の豊かさも守ろう

毛髪形成や白髪形成に関わる様々なメカニズムを明らかにするとともに、頭皮環境との関連性の理解を深める

ユニークな機能を持つ核酸の作製と、それらを用いた診断・創薬技術の開発を行っています

3.すべての人に健康と福祉を

海洋からの食を通じて体の内側からアンチエイジングを目指す時代を画します

ノックダウン生命工学を通して健康維持に貢献することを標榜しています

3.すべての人に健康と福祉を 12.つくる責任、つかう責任

植物の力を研究して夢の植物を開発する農学系の研究室です

2.飢餓をゼロに 12.つくる責任、つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 15.陸の豊かさも守ろう

抗酸化物質は酸化ストレスから生体を守ります。そのメカニズムや医療などへの応用を研究します。

ニキビ・敏感肌・アトピー等の美容皮膚科学、美白・抗老化・コラーゲン等の美容素材、香りの機能性の研究

病気の早期診断・早期治療に貢献できるバイオテクノロジーを開発しています。

3.すべての人に健康と福祉を

皮膚症状の内部機構を調べ、新たな化粧品や診断法の開発につなげています

3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤を作ろうを

生命データからの知識発見とそのための計算手法の研究開発を行っています。

3.すべての人に健康と福祉を

生命の恒常性維持に重要なDNA修復という機構の、分子生物学的研究を行なっています。

3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤を作ろうを

次世代ヘルスケア産業に貢献する技術開発を行っています。

3.すべての人に健康と福祉を

暮らしに役立つ化粧品や食品、医薬品素材の生産や環境浄化など、微生物利用の可能性を追求する研究室です!

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 12.つくる責任、つかう責任

微生物が持つ機能の有効利用と生命現象の解明を目的とします。主に食品に関連したテーマを取り扱います。

3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤を作ろうを

健康寿命を延ばすための研究です。コエンザイムQ10とミトコンドリアに注目しています。

3.すべての人に健康と福祉を

卒業後の進路

大学院進学/化学製品関連/医薬品製造・販売関連/ CRO(治験業務受託業)関連/家庭用品製造・販売関連/肥料・飼料関連/農林漁業関連/資源・エネルギー関連/病院・医療機関/研究機関 ほか

関連する資格

•中級バイオ技術者 •毒物劇物取扱責任者 •危険物取扱者 •特定化学物質等作業主任者 •登録販売者 •生物分類技能検定 •食品衛生管理者 •食品衛生監視員 •食品衛生責任者 •化粧品製造販売責任者 •技術士補 •情報処理技術者試験 •公害防止管理者 •環境計量士 •臭気判定士 •環境社会検定(eco検定) •ビオトープ管理士 •フードアナリスト •色彩検定 •スキンケアアドバイザー •アロマテラピー検定 ほか
※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。