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有給型の⻑期学外就業体験プログラム「コーオプ教育」を拡充へ⽇本包装機械⼯業会と⼯学部が連携協定を締結

2017年10月6日掲出

東京工科大学工学部(東京都八王子市、大山恭弘学部長)では、産学連携による実践的教育の拡充と包装機械産業の振興を図るため、一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)と、包括的な連携協定を締結いたしました。

本学では、国内大学として初めて工学部(入学定員280名)の必修科目として、有給型の長期学外就業体験プログラム「コーオプ教育」※1を導入しており、2016年度後期より企業での実習を本格化しています。本協定の締結により、さらなる実習内容の拡充などを進めてまいります。また、包装機械メーカーなど230社以上が加盟する日本包装機械工業会では、若手人材の確保や学生の業界への理解促進などを図ってまいります。同加盟企業においてコーオプ実習の実施実績があることなどから、今回の提携が決まりました。

工学部のコーオプ教育について

2年次後期から3年次前期までの約8週間、4つのグループごとに順次企業での実習を実施します。学部の必修科目としてのコーオプ教育の本格的な導入は国内初(本学調べ)で、2015年度の文部科学省「大学教育再生加速プログラム(AP)」に採択されました。初年度の2016年度後期には機械工学科の2年生114名、2017年度前期には電気電子工学科および応用化学科の3年生約211名がのべ184社で実習を行いました。


一般社団法人日本包装機械工業会について

1967年に設立され、包装材料メーカーや商社、関連機器メーカーなど237社(2017年現在)の会員からなる団体です。大手の食品や医薬品企業向けの包装機械や素材など業界全体の生産高は4,000億円を超え、世界最大規模の包装機械の生産国に成長しています。

※1「コーオプ教育(Cooperative Education)」は米国発の教育法で、短期で実施される従来のインターンシップと異なり、就業先と大学か協働で作成したプログラムに基づき数ヶ月の長期実習を行い、その間就業先より賃金が払われることなどが特徴です。学生がより責任ある業務を経験できるほか、総合的な社会人基礎力を身につけることに繋がります。また就業先企業においては、雇⽤のミスマッチ解消や安定した若⼿⼈材の確保などが期待されます。


ジャパンパック2017で行われた調印式の様子ジャパンパック2017で行われた調印式の様子
ジャパンパック2017で行われた調印式の様子(10月5日、東京ビッグサイト)
大森利夫 日本包装機械工業会会長(左)と大山恭弘 本学工学部長(右)

この件に関するお問い合わせ先

東京工科大学 出版部 担当:大田
E-mail:ohta(at)stf.teu.ac.jp TEL:042-637-2109

※(at)はアットマークに置き換えてください。