■概要
社会基盤として重要な役割を担う情報システムはますます高度化・複雑化しており、その設計・開発ができる高度IT人材育成が急がれています。一方では、多くのものを簡単に入手できるため、若者が「ものをつくる」実学に興味を持ちにくくなっています。IT分野においては卒業後に就く仕事に夢を抱けず、この分野を志望する学生が減少しています。
本プロジェクトはこれらの状況に対処するため、座学と実務とのギャップを埋める“ものづくりソフトウェア教育”と“実践できるソフトウェア教育”を柱とするタンジブル・ソフトウェア教育の研究開発を行っています。
タンジブル・ソフトウェア教育の目指すところは、顧客の要求を受け、分析・モデル化し、それをソフトウェアとして実際に構築する能力やマネジメント力に優れた人材を育成することです。
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