片柳研究所 東京工科大学

研究センター

コンピュータを用いたコミュニケーション支援プロジェクト

概要
本プロジェクトでは、障害者、高齢者等が少しでも快適にコンピュータ操作が出来ることを目指し、他者とのコミュニケーションを支援するインタフェースやコンテンツの研究を行っています。

障害者にとって現代社会はまだまだ暮らしにくく、特に重度の肢体不自由者は行動範囲が著しく制限された生活を行っていますが、インターネットの進化により、コンピュータを使うことによって外界とのつながりが持てるようになりました。しかし、障害者がコンピュータを使えるようになるためには、個々の障害の程度と種類、さらには好みに応じたインタフェースが重要な意味を持ちます。
また、高齢者や外国からの移住者のための他者とのコミュニケーションを促進するようなコンテンツの研究も同様に社会的に重要なテーマと考えています。

研究テーマ例
・神経筋難病などの発声ができなくなる可能性のある患者の音声を事前に収録することにより実現する
 自声を用いた音声合成の研究、その音声合成を搭載したコミュニケーション支援システムの研究
・ネットワークディスプレイや画像認識を用いた肢体不自由者のコミュニケーション支援
・自閉症者のための二語文作成支援システム
・高齢者と孫のためのインタラクティブゲーム制作
・視覚障害者支援、聴覚障害者支援システムなどの研究
・より豊かなコミュニケーションのための音声や歌声の「表情」の研究

ALS患者のための自声を用いた音声合成の研究
ALS患者のための自声を用いた音声合成の研究
(科研費による上智大学との共同研究、学内共同プロジェクト、GUIは(株)ループドピクチャー協力)
ALS患者のための自声を用いた音声合成の研究
メディア学部卒業研究
自閉症者のための二語文作成支援システム
自閉症者のための二語文作成支援システム
高齢者と孫のコミュニケーション支援コンテンツ
高齢者と孫のコミュニケーション支援コンテンツ
ネットワークディスプレイを用いたコミュニケーション支援
ネットワークディスプレイを用いたコミュニケーション支援
(学内共同プロジェクト)
画像認識を用いたコミュニケーション支援
画像認識を用いたコミュニケーション支援
(学内共同プロジェクト)
■研究担当者:飯田朱美飯田朱美/石本祐一(研究協力者)
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