片柳研究所 東京工科大学

研究センター

バクテリアを用いる発光デバイスの開発(佐々木研究室)

関連イメージ スーパーマーケットで簡単に入手可能な刺身用イカの体表から発光バクテリアを採取し、培養した後にデバイス化する研究を行っています。
発光バクテリアは大きさが数マイクロメートルの粒子であり、外部環境を変化させることで、変色・点滅など様々な機能を発揮します。また、微生物であるがゆえに適当な栄養を与えれば自分から増えてくれるので、既存のデバイスとは異なり、劣化することなく常に新品の状態を自分で保ってくれます。
現在発光強度を大きくしたり安定化させるための条件を見出しつつあります。
遺伝子組換えによらずにバクテリアの発光をコントロールすることにより、より環境にやさしい新規発光デバイスの開発につながるのではないかと期待しています。

2006/03/16

研究関連写真
研究室で開発した発光バクテリア連続培養装置
研究室で開発した発光バクテリア連続培養装置
バクテリアの発光の様子から化学反応の進行の様子がわかる
バクテリアの発光の様子から化学反応の進行の様子がわかる
  バイオニクス学部
佐々木研究室
発足4年目を迎える若い研究室です。生命現象のなかで、人類がこれまで気付かなかったものを探して行こうと思います。
連絡先:sasaki@bs.teu.ac.jp(佐々木助教授)
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