東京工科大学(東京都八王子市片倉町、学長:軽部征夫)では、航空機エンジン、発電用タービン、自動車などの次世代材料として期待される「セラミックス複合材料(CMC)」の実用化に向けた、産官学連携による研究拠点を、2018 年11月より本格稼働いたします。
つきましては、同センターの設立を記念したシンポジウムを、来たる11月29日( 木 )、東京ビッグサイトで開催される「国際航空宇宙展 2018 東京」の一部として開催いたします。
当シンポジウムでは「CMC の将来とCMC センターの役割」をテーマに日本の重工企業三社と本学教員によるパネルディスカッションを行うほか、プラット&ウィットニー社、ジェネラルエレクトリック社による招待講演など、国内外のCMCに関する研究開発を一望することができる貴重な機会となっております。
関係業界の皆様を始め、多くの方々に是非ご聴講いただけますようお願い申しあげます。
■開催報告はこちら
https://www.teu.ac.jp/information/2018.html?id=277
日時 | 11月29日(木) 10:00〜12:45 (開場9:30) |
---|---|
会場 | TFTホール300(東京都江東区有明3-4-10 TFTビル 西館2F) http://www.bigsight.jp/facilities/tft/hall/tfthall/ |
主催 | 東京工科大学 |
共催 | 国際航空宇宙展 2018 東京 |
後援 | 経済産業省、内閣府、文部科学省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、科学技術振興機構(JST) |
協賛 | 株式会社IHI、川崎重工株式会社、三菱重工業株式会社、CMCコンソーシアム |
内容 |
講演「CMC研究の未来」 招待講演「セラミックス複合材料におけるバリュー・プロポジションの改善」 招待講演「航空機エンジンの将来について」 パネルディスカッション「CMCの将来とCMCセンターの役割」 |
セラミックス複合材料(CMC)センターについて
セラミックス複合材料(Ceramic Matrix Composites)は、セラミックス繊維をセラミックス母材に複合化することにより、耐熱金属より軽く、高い耐熱性を有します。その特徴から、航空機エンジンをはじめ発電、自動車、エネルギー関連など幅広い産業で実用化が期待される次世代の工業材料です。東京工科大学では、国内外の航空機用エンジン関連企業および経済産業省との協力・連携のもと、世界的にも稀な産官学連携によるCMCの先端研究拠点として、CMCセンターを2018年11月より本格稼働いたします。