大山学長のホッとブレイク

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第2回「バーチャルオープンキャンパスを利用しよう! オンラインの強みを活かした仕組みも考え中」

2020年7月24日掲出

こんにちは、学長の大山です。今回も前回に引き続き、私のこれまでの歩みからお話ししましょう。

大学時代、ラジコンヘリコプターをコンピュータで飛ばす研究に熱中した私は、大学院卒業後、私の指導教官と共同研究先のロボットメーカーとで設立した、ロボット開発を担う小さな会社に入社しました。当時の日本は産業用ロボットが台頭してきて、それに関連する会社がたくさんできていた時代です。もともと私の専門は制御工学といって機械をコンピュータで扱うための理論とその応用だったので、当時は最先端の勉強をしているという自負もあり、その知識をロボットに活かせば、日本で優秀なロボットができると思っていました。しかし働き始めて間もなく、技術はあっという間に古くなるということを目の当たりにします。自分が知っていて、まだ多くの人が知らなかった最先端の知識が、わずか数年で一般化してしまったのです。色々な状況も重なり、これは大学でもう一度、修行をしないといけないと思いました。また社会に出て仕事をしたときに痛感した、現場と理論の違いを若い人に伝えたいと思い、1991年に本学の教員となったのです。

その後、本学では1999年に日本初のメディア学部が誕生し、コンピュータサイエンス学部、バイオニクス学部(現・応用生物学部)と学部が増え、現在の理工系総合大学の形となりました。私自身、その設立に及ばずながら尽力してきましたたわけです。そういう本学の姿をぜひ皆さんに直接、見に来ていただきたかったのですが、残念ながら今夏のオープンキャンパス開催は難しそうです。そこで活用いただきたいのが、本学のホームページで公開しているコンテンツ「バーチャルオープンキャンパス」です。そこでは大学の施設紹介やどういう勉強ができるかということを紹介しています。
もちろん、それだけでは十分でないことは確かです。大学としては、受験生・高校生の皆さんがどういう目的でオープンキャンパスに来てくださる目的をしっかり考えているのか、それにどれだけ応えられるかが大切だと思っています。私自身、これまでに何度もオープンキャンパスに参加した経験から感じているのは、学部紹介や研究室紹介を見る部分も大きいですが、やはり受験生・高校生の皆さんは教職員や在学生と直接、話したいのではないかということです。実際に会って話すことで相手のことを理解し、その延長線上に大学の特徴や雰囲気を感じ取ってくれているのだと思います。ですから在学生や教職員と話すことで得られていた情報を、どうオンラインなどで提供する仕組みをつくるかということが今後の課題だと認識しています。現状、高校3年生を対象にZoomを使ったオンライン入学相談は始まっていますが、もう一歩、何かオンラインの強みを活かしたことをしたいと考えています。例えば、これまでのオープンキャンパスでは、その日に都合がつく先生にしか会えませんでしたが、オンラインを利用すれば、「あの先生の話を聞きたい、話したい」という要望に応じられると思っています。それができれば今までの対面式のオープンキャンパスよりも受験生・高校生のみなさんが欲しい情報が手に入るのではないかと考えています。そういうオンラインならではのメリットをうまく利用していくつもりです。