360度動画とドローン撮影によるVRでキャンパス紹介 メディア学部学生らが研究の一環として制作
東京工科大学(東京都八王子市片倉町、学長 軽部征夫)メディア学部では、「360度動画」の研究の一環として、360度カメラとドローンを使ったキャンパス紹介のVR(仮想現実)コンテンツを、学生らが制作いたしました。
360度動画は、上下左右の全方位を撮影し、合成することで360度全周から対象物を見ることができる動画で、VRや映像表現として活用が進んでいます。メディア学部菊池司研究室では、エンターテインメントや広告業界などにおける新しい表現手法として提案する研究※1を行っています。
本研究では、同研究室の学部4年生が企画、撮影、編集など制作全般を担当。360度全方位から撮影するため、アクションカメラ「GoPro」6台を組み合わせた立方体の装置をドローンに搭載して撮影を行いました。これらの映像をもとに、敷地面積38万︎㎡の広大なキャンパスを空中遊泳するような感覚でバーチャル体験できるコンテンツに仕上げました。
作品は、スマートフォンとゴーグルで利用できるVR配信サービス「ハコスコ」向けコンテンツとして、八王子のオープンキャンパス(開催日:6月18日、7月16日 ほか)で無料配布(数量限定)いたします。この体験者からのアンケートなどを調査分析し今後の研究に活用するとともに、現実空間と仮想空間を融合させたMR(複合現実)作品の制作も計画しています。
※1 同研究室の360度動画による卒業研究作品『Crossing Tokyo』が、
第20回文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品・
エンターテインメント部門」に選出されました。
参考動画:メディア学部「360度動画〜広がる応用の可能性〜
学生らが制作した360度動画によるVRコンテンツのイメージ
この件に関するお問い合わせ先
東京工科大学 広報担当 担当:大田
E-mail: ohta(at)stf.teu.ac.jp Tel: 042-637-2109
※(at)はアットマークに置き換えてください。