中高生と大学生が協力しメディア表現を活用した作品を制作 聖学院中学・高等学校と連携 SDGsをテーマに共同研究プログラムを実施
東京工科大学(東京都八王子市、学長:軽部征夫)メディア学部では、聖学院中学・高等学校(東京都北区)と連携し、SDGs(国連の定めた持続可能な開発目標)をテーマとした共同研究プログラム『SDGs Media Lab』を、開始いたします。
本プログラムは、高大接続の取り組みの一つとして行われるもので、同校の中学生と高校生約24名、本学メディア学部の学生約15名が参加。中高生の考えたアイデアをもとに大学生と協力しながら、6月から来年1月にかけて共同研究を行います。聖学院の生徒は、同校での授業のほか全3回程度本学に来校。プロジェクトの企画発表やディスカッション、ブレインストーミングなどを行いながら、写真やアプリなどのメディア表現を活用した作品を制作します。また、「SDGs学生フォトコンテスト」といった各種コンテストに共同で参加する計画です。本学学生は、メディア学部ならではの表現技術やコミュニケーション手法を中高生に提案するとともに、プロジェクトアドバイザーとして参加することで、リーダーシップ教育の一環としても活用してまいります。
本学では、持続可能な社会の実現に貢献する人材育成を目標に掲げ、各学部でSDGsを意識した研究や教育を行っています。2015年に「サステイナブル工学」を教育の柱とする「工学部」を設置、メディア学部では「問題発見スキル」基礎演習や社会メディアコースでSDGsを取り扱っています。
■プログラムスケジュール(予定)
時期 | 場所 | 内容 |
6月1日 | 東京工科大学 | 中高生が大学生へアイデアを発表。大学生からフィードバックやブレストを行いながら、テーマを考える |
6月中旬 | 聖学院中学・高校 | マイテーマを決め、計画を固める |
7月15日 | 東京工科大学 | 大学生への計画発表。プロジェクトを進めていく上での悩みや行き詰まりを共有し、大学生とのサポート計画を立てる |
7月~8月 | 聖学院中学・高校 ほか | 中高生が大学生のフィードバックをもとに作業・研究・制作を行う |
9月~11月 | 聖学院中学・高校 | 制作したものを活用し、ターゲットの反応をデータ化する |
12月~1月 | 東京工科大学 | プレゼン資料をまとめ、各コンテストへの応募準備 |
2月~3月 | 各種コンテストへの出場 |
【実施概要】
参 加: メディア学部メディア社会コースの学生(4年生を中心とした約15名)
聖学院中学1~2年生(約8名)および同高校1~2年生(約16名)
期 間: 2019年6月〜2020年1月(予定)
担当教員: 飯沼瑞穂(メディア学部准教授)、森川美幸(メディア学部講師)
本リリースおよび授業のご取材等に関する報道関係からのお問い合わせ先
東京工科大学 出版部 担当:大田
E-mail: ohta(at)stf.teu.ac.jp Tel: 042-637-2109
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