新入生の「コミュニケーションツール」利用実態調査を発表
2020年7月9日掲出
Instagramは5年で約4.5倍、男子も初の半数超に 通話は音声・ビデオともLINEがトップ
東京工科大学(東京都八王子市、学長 大山恭弘)では、2020年度の新入生を対象に、コミュニケーションツールの利用状況などに関するアンケート調査を実施いたしました(調査日 2020年6月中旬(注1)、サンプル数 1,390人、男女比 約6:4)。以下の通り結果をご報告いたします。この調査は、2014年から実施しており、今回で7回目となります。
調査結果サマリー
- 1)Instagram5年連続増、男子で13ポイント以上の伸び
- SNS利用率では、「Instagram」が調査開始以来5年連続の増加(前年比11.4ポイント増66.6%)。 女子では初の8割超(同5.9ポイント増83.0%)となり、「Twitter」(同1.8ポイント増86.2%)、「LINE」(同0.7ポイント増99.6%)とともに主流に定着しつつあります。男子でも「Instagram」が5年間で最も高い伸びで5割超(同13.6ポイント増56.6%)となったほか、「LINE」(同0.6ポイント増99.6%)と「Twitter」(同1.8ポイント増80.9%)も高水準をキープ。また「TikTok」(同11.6ポイント増22.9%)は前年比で倍増、女子の3割(同15.2ポイント増30.1%)に達するなど、登場から数年で急速に拡がっている傾向が見られます。
- 2)連絡⼿段はほぼ全員がLINE。InstagramのDMが男女とも2位に
- 連絡手段は「LINEメッセージ」(同2.4ポイント増98.3%)が6年連続9割超とスタンダードとして定着。「InstagramのDM」(37.5%)は女子の6割弱(56.7%)、男子の4人に1人(25.7%)でともに2番目に多い結果となりました。一方、「TwitterのDM」(同3.1ポイント減30.2%)や「キャリアメール」(同2.7ポイント減19.9%)は漸減傾向がみられます。
- 3)通話は音声・ビデオともLINEがトップ。キャリア通話は大幅減
- 通話⼿段は、「LINE通話」(同2.2ポイント増90.8%)が引き続き主流となった一方、「キャリア通話」(同24.9ポイント減33.5%)は大幅に減少。幅広い世代にスマートフォンが普及している背景も推測されます。また、外出自粛などに伴いニーズが高まっているビデオ通話では「LINEビデオ通話」(同3.2ポイント増24.3%)が最も高く、次いで「Zoom」が約1割。一方、「Discord」(5.8%)「FaceTime」(2.4%)などは大きな変動は見られませんでした。
- 4)YouTubeはほぼ全員が利用。Amazonビデオなど全般的に拡大傾向
- 動画サービスは「YouTube」がほぼ全員に拡大(1.6ポイント増98.8%)。また「Amazonビデオ」(同16.8ポイント増31.3%)が倍増したほか、「AbemaTV」(同3.5ポイント増35.7%)、「TVer」(同5.8ポイント増13.9%)、「Netflix」(同5.6ポイント増13.1%)など全般的に増加傾向が見られます。同サービスの中では歴史のある「ニコニコ動画」は4年間で約2割減少しています(同9.0ポイント減30.9%)。
- 5)半数以上が⼊学前にSNSなどで連絡
- 新入生の半数以上(11.9ポイント増、51.2%)が入学前にSNSなどで連絡を取り合っており、女子は6割超(63.9%)で男子(42.8%)に比べ20ポイント以上高くなっています。
調査概要
調査日: | 2020年6月(6月8日配布、同19日締切) | |
調査対象: | 2020年の東京工科大学全新入生(八王子キャンパス、蒲田キャンパス) | |
回答率: | 74% | |
サンプル数: | 1,390名 | |
調査方法: | オンラインアンケート ※2014年〜2019年は新⼊⽣ガイダンスにて調査票を配布・回収 | |
回答者属性: | 下記ご参照ください |
この件に関するお問い合わせ先
東京工科大学 広報担当 担当: 内田/古川
E-mail: furuk(at)stf.teu.ac.jp Tel: 03-3732-1154
※(at)はアットマークに置き換えてください。