陳淑梅教授らの中国語教育反転授業コンテンツが大学等のオンライン授業支援として無料公開
2020年4月3日掲出
東京工科大学(東京都八王子市)では、 新型コロナウイルス感染症対策に伴う大学等におけるオンライン授業を支援するため、教養学環の陳淑梅(ちん しゅくばい)教授らが取り組んでいる中国語初等教育の反転授業コンテンツを、株式会社朝日出版社(東京都千代田区)よりWEB上で特別に無料公開しています。
本コンテンツは、NHK Eテレで放映中の語学番組「テレビで中国語」(https://www.nhk.jp/p/chinese-tv)にも出演する陳教授やコンピュータサイエンス学部の大野澄雄教授、同亀田弘之教授、工学部の余錦華(しゃ きんか)教授らのグループが、2015年より研究開発を行っている中国語教育の「アクティブラーニング型反転授業(注1)」の事前学習授業映像および習得状況などを把握する管理システムをベースとしたものです。本学の中国語クラスの教材として導入されているほか、2019年10月より日本最大級のオンライン大学講座「JMOOC」(注2)にてその一部が公開・発信されています。
公開されたのは、朝日出版社が発売するテキスト『しゃべっていいとも中国語』の動画教材として本学が制作したもので、全16課のポイント解説やロールプレイング練習、発音練習などで構成されています。また『いま始めよう!アクティブラーニング』の動画教材なども順次公開されています。
【第1弾】https://text.asahipress.com/chinese/news_detail.php?id=171&liid=
【第2弾】https://text.asahipress.com/chinese/news_detail.php?id=174&liid=
【第5弾】https://text.asahipress.com/chinese/news_detail.php?id=177&liid=
(注1) オンライン動画などを用いて事前学習(予習)を行い、教室ではディスカッション等の主体的かつ発展的な授業(アクティブラーニング)によって学習効果を高める学びのスタイルとして注目されています。
(注2) 一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会が提供。MOOCはMassive Open Online Coursesの略。誰もが無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義をWeb上で提供する教育サービス。国内外の主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開されています。