新入生の「コミュニケーションツール」利用実態調査
2022年5月23日掲出
Instagramが7年連続増、⼥⼦は初の9割超 通話⼿段もLINEが3年連続9割以上で主流に定着
東京工科大学(東京都八王子市、学長 大山恭弘)では、2022年度の新入生を対象に、コミュニケーションツールの利用状況などに関するアンケート調査を実施いたしました(調査時期 2022年4月、サンプル数 1,358人、男女比 約6:4)。以下の通り結果をご報告いたします。この調査は、2014年から実施しており、今回で9回目となります。
調査結果サマリー
- 1) Instagramが7年連続増の75%、⼥⼦で初の9割超え
- SNS利⽤率では「Instagram」(前年⽐5.4ポイント増75.3%)が調査開始以来7年連続の増加。⼥⼦では「Twitter」(0.1ポイント減85.2%)との差を広げ、初めて9割超(90.8%)となりました。また全体1位の「LINE」(99.5%)、同2位「Twitter」(84.5%)も⾼⽔準を維持しています。
- 2)TikTokは⼥⼦の約半数、Discordは男⼦の半数以上が利⽤
- ⼥⼦で9.5ポイント増の48.5%と半数近くに達した「TikTok」(36.8%)は3年連続で増加。また男⼦で8.0ポイント増の53.5%となった「Discord」(40.9%)も増加傾向となっています。
- 2) 連絡⼿段はLINE主流変わらず。InstagramDMが伸び⼥⼦の6割超に
- 連絡⼿段では「LINE」(99.2%)が7年連続で95%以上と安定。また「InstagramのDM」(46.0%)は、⼥⼦が6.2ポイント増63.5%、男⼦が8.7ポイント増34.8%で共に最多の増加率となりました。⼀⽅「TwitterのDM」(28.5%)、「キャリアメール」(15.6%)、「ショートメール」(15.0%)などは横ばいや微減傾向となっています。
- 3)LINE通話が94.2%に拡⼤。キャリアは微減も3割維持
- 通話⼿段は「LINE通話」(2.8ポイント増94.2%)が3年連続で9割以上となり、連絡⼿段と共に主流に定着しつつあります。⼀⽅「キャリアの通話」(0.7ポイント減30.9%)は微減傾向にあるものの、2020年以降は3割程度を維持しています。「LINEビデオ通話」(22.6%)は4年連続で2割以上となった⼀⽅、「Zoom」(2.2%)は、2年前の4分の1以下となりました。
- 4)Amazonプライム・ビデオが3年連続増で4割。NetflixやTVerも増加傾向
- 動画配信サービスでは「YouTube」が7年連続トップの98.9%。「Amazonプライム・ビデオ」(4.6ポイント増39.7%)は3年連続で増え約4割が利⽤。また「Netflix」(4.2ポイント増21.6%)や⼥⼦の3割超が利⽤する「TVer」(4.3ポイント増20.2%)も増加傾向で、減少傾向の「AbemaTV」(26.7%)や「ニコニコ動画」(24.2%)と同じ2割台となりました。
- 5)新⼊⽣の4割以上が⼊学前にSNSなどで連絡
- 全体の42.5%(4.8ポイント減)、⼥⼦の約半数(49.6%)、男⼦の4割弱(37.9%)の新⼊⽣が⼊学前にSNSなどで連絡をとりあっていることがわかりました。
- 5)電⼦マネーは交通系が8割、PayPayが3割で他に差をつける
- 普及が進む「電⼦マネー」の利⽤率では、「Suica/PASMOなどの交通系」が81.2%、次いで「PayPay」が30.1%となり、「d払い」(6.0%)や「LINE Pay」(6.0%)など他のサービスに差をつけています。
調査概要
調査日: | 2022年4⽉ (4⽉7⽇配布、同27⽇締切) ※2020年は6月中旬実施 | |
調査対象: | 2022年の東京⼯科⼤学新⼊⽣(⼋王⼦キャンパス、蒲⽥キャンパス) | |
回答率: | 73.7% | |
サンプル数: | 1,358名 | |
調査方法: | オンラインアンケート ※2014年〜2019年は対⾯記⼊⽅式 | |
回答者属性: | 下記ご参照ください |
この件に関するお問い合わせ先
⽚柳学園 コミュニケーション企画部 担当: 内田/古川
E-mail: furuk(at)stf.teu.ac.jp Tel: 03-3732-1154
※(at)はアットマークに置き換えてください。