東京工科大学提携講座「~生活に役立つ科学と芸術の知識~」(大田区教育委員会主催:おおた区民大学2016年度2期講座)
東京工科大学は東京都大田区と提携し区民講座を開講します。本学の専門分野で活躍する先生の方から、今回は生活に役立つ部分をわかり易く紹介します。大田区民以外の方でも受講できますので是非ご参加ください。
No | 開催日 | 教室 | テーマ | 担当教員 |
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1 | 8月30日(火) | 蒲田キャンパス3号館 10階 31012教室 | 環境にやさしい技術 | 工学部機械工学科 大山恭弘 学部長・教授 |
2 | 8月31日(水) | 蒲田キャンパス3号館 10階 31012教室 | CMをデザインする | デザイン学部 竹本正壽 教授 |
3 | 9月1日(木) | 蒲田キャンパス3号館 10階 31012教室 | 疫学は健康にどう役に立つのか | 医療保健学部理学療法学科 梅田勝 学部長・教授 |
第1回 環境にやさしい技術
工学技術は「必要なもの」「便利なもの」をつくり、人の生活の質の向のために発展してきました。その一方で、近年では資源の枯渇や自然環境の破壊、エネルギー問題などが顕著になってきており、地球温暖化対策、再生可能エネルギー利用、ライフサイクル思考などは身近な話題になっています。今こそ、自然環境、人間環境、社会環境が地球規模で調和し、持続的に発展する社会の構築が必要となっています。
このようなサステイナブル社会の実現に向けた工学技術についてお話したいと思います。
日時:8月30日(火)午後2時00分から午後4時00分
会場:蒲田キャンパス3号館 10階 31012教室
学習支援者:東京工科大学工学部機械工学科 大山 恭弘 学部長・教授(オオヤマ ヤスヒロ)
プロフィール:
東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)、アドバンストコントロールラボラトリ(株)取締役を経て、1991年より東京工科大学に着任、現在に至る。研究分野は、制御工学、ロボティクス、遠隔学習システムなど。
第2回 CMをデザインする
CMをデザインするということは、映像を使い、見る人とのコミュニケーションを生み出すことです。CMは、人と企業、人とサービス、人と商品をつなぐ役割を果たします。CMの作り方をとおして、CMのあり方、CMの作り手の思いをお話しします。「CMさん」は、よりよい社会をつくるために役に立ちたいと思っています。
日時:8月31日(水)午後2時00分から午後4時00分
会場:蒲田キャンパス3号館 10階 31012教室
学習支援者:東京工科大学デザイン学部 竹本 正壽 教授(タケモト マサトシ)
プロフィール:
大阪芸術大学芸術学部映像計画学科卒業(芸術学士)、CMランド(CMプロダクション)、TYO(CMプロダクション)、フリーランスCMディレクター、東亜大学デザイン学部教授を経て、2010年より東京工科大学に着任、現在に至る。
カンヌ国際広告祭銅賞をはじめ外国、国内での受賞歴あり。
第3回 疫学は健康にどう役に立つのか
現代は情報社会と言われ、新聞やテレビ・ラジオのみならず、インターネットなどから情報があふれる社会になっています。でも、その情報を正しく評価し、落とし穴に入らないための「目」を私たちは持っているでしょうか。 今回は、病気の原因や治療の有効性を確認するための学問「疫学」の基礎についてお話しします。「疫学」は根拠に基づく医療(Evidence Based Medicine)を支えるものです。健康に関する情報を適切に読み解き、意思決定につなげる「健康情報リテラシー」を身に付けるために、「疫学」の基礎のお話しします。
日時:9月1日(木)午後2時00分から午後4時00分
会場:蒲田キャンパス3号館 10階 31012教室
学習支援者:東京工科大学医療保健学部理学療法学科 梅田勝(ウメダ マサル) 学部長・教授
プロフィール:
1980年東京大学医学部卒業、小児科の臨床経験を経て、1983年厚生省入省、行政医官として厚生労働省健康局参事官、食品安全部長等を歴任、2013年厚生労働省を退官、同年東京工科大学に着任、2015年より医療保健学部長に着任、現在に至る。
医学博士、東邦大学医学部小児科学教室客員教授、京都府立医科大学小児科学教室客員教授。
【申し込み方法】
参加希望の方は、下記までお問い合わせください。
大田区地域力推進課生涯学習担当
TEL 03-5744-1443 FAX 03-5744-1518