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「生物の機能を応用して、地球環境と人間生活の質を高める新技術を追求」

応用生物学部長 斉木博

応用生物学部長 斉木博

受験生の皆さん。こんにちは、応用生物学部長の斉木です。
応用生物学部は近年発展してきたバイオテクノロジーを応用して、医療や環境、生活に関わるさまざまな問題を解決する方法を学ぶ学部です。

ご存知のように、20世紀は、生物の世界では、遺伝子の発見に始まり、遺伝子操作、人間の遺伝子の解読、万能細胞の作成にいたるまで、多くの発見や発明が続いた時代でした。21世紀は、このバイオテクノロジーの分野で更なる発明発見が期待できるとともに、この発展してきたバイオテクノロジーをさまざまな分野に応用していくことが期待できる時代です。受験生の皆さんはこの発展しつつあるバイオテクノロジーの最先端の技術を切り開くことが期待されています。

応用生物学部ではこのバイオを応用する分野として4つのコースを用意しています。まずバイオテクノロジー分野ですが、遺伝子やタンパク質といった従来の化学物質には無い新しい機能を持った物質について研究し、これを用いて新しいタイプの薬を作ることができる分野です。環境生物分野では、遺伝子操作を駆使した砂漠の緑化や微生物を用いた環境に優しい環境修復技術を開発することができます。先端食品分野では食物のあたらしい機能を探したり、付加したりすることにより、健康な人生を維持する食品つくりを学び、研究することができます。最後に、先端化粧品分野ですが、皮膚科学というバイオテクノロジーの最先端の分野で、アトピーや弱い肌に合った化粧品の開発や、肌を白くする美白の化粧品を開発したり研究することができます。応用生物学部ではこのように皆さんの生活に関連するような重要な事柄に関する研究や開発をバイオテクノロジーを駆使して行っています。

次の世界を切り開くバイオテクノロジーを駆使して、みんなの役に立つ、喜ばれるような技術を創り出してみませんか?

2012年1月6日掲出