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「発展し続けるメディア社会の担い手として期待される受験生諸君へ」

メディア学部長 飯田仁

メディア学部長 飯田仁

東京工科大学のメディア学部は、1999年に“元祖メディア学部”として将来のメディア社会を担う人材育成を目的にスタートしました。コンテンツ制作系から人文社会系や情報スキル系までの広い範囲をカバーする実践的な教育を通して、多様な社会ニーズに対応できる人材育成を行っています。元祖メディア学部が掲げたメディア学の学びの3要素、‘表現’、‘技術’、‘環境’に対して、進展著しいネット社会にふさわしい教育体制を設定することで、実社会に活きる教育を進めています。そのため、2012年から4つの専門コースを設けました。(1)実写撮影、3DCG、サウンドなどを総合的に含む映像制作、アニメ制作、シナリオ制作などから表現力を学ぶコンテンツ創作コース、(2)ゲームのエンタテーメント性を基盤に据えた将来のゲーム企画・制作技術を学び、人とメディアとを一体とするインタフェースの総合技術を学ぶインタラクティブメディアコース、(3)ソーシャルネットワーク上に展開するコミュニティサービスのほか、ソーシャルゲームやe-ラーニングなどの技術を活かしたソーシャルネットワークサービスの立ち上げとその環境作りなどを学ぶソーシャルメディアサービスコース、(4)Webコンテンツ制作やソーシャルゲーム感覚の新しいCM広告制作などを学び、3DCGコンテンツ制作技術を活かしたコンテンツサービスの学びを通して、メディア環境の下の新しいサービスを学ぶメディアビジネスコースです。
教育の成果をすでに広く公開していて、学生たちの制作物を4年制大学では初めて東京国際アニメフェア(2002年から)、東京ゲームショー(2007年から)などに昨年まで連続して出展しています。また、子供教育用のe-ラーニング・ソフトを都市銀行や教材制作会社と一緒に開発したり、ミュージック・ビデオなどのコンテンツを企画・制作・配信して、アルバムプロモーションに使うなどの実績を積み上げています。また、卒業研究では水彩画タッチのペイントツールや点描画コンテンツ制作手法などを独自に創出し、学会からの奨励賞を受賞するなど学生の実力が学外でも高く評価されてきています。とくに、CG教育については、CG-ARTS検定で昨年度まで3年間連続して成績優秀校として文部科学大臣賞を受賞しています。

今の日本には、とくに大震災後は新しい展開が強く求められています。
皆さん、これからの新しいメディア社会を築く人材として大きな夢を持ってください。
メディア学部では受験生諸君が様々な分野に羽ばたいていくことを応援します。

2012年1月6日掲出