近藤邦雄メディア学部学部教授が、イタリアのミラノ工科大学主催「150周年記念シンポジウム」において招待講演をします
6月10日(月)に開催されるイタリアのミラノ工科大学主催「150周年記念シンポジウム」において、近藤邦雄メディア学部学部教授が招待講演を行います。
近藤教授は1985年にミラノ工科大学を初めて訪問して以来、交流を継続しており、1999年に開催された「EUROGRAPHICS」がミラノ工科大学で開催されたときにも訪問して、交流を深めています。本年2月には、本学にミラノ工科大学の教授が訪問され、今回のシンポジウムで講演をすることになりました。
■講演テーマ
『Interactive Sketch Interpreter for Geometric Modeling』
東京工科大学 メディア学部 教授 近藤邦雄
■プログラム
http://www.polimi.it/uploads/media/PROGRAMMA_Research_The_Visual_Language.pdf
シンポジウムは、「The Visual Language of Technique between Science and Art Heritage and Expectations in Research and Teaching」というテーマで開催され、5月、6月、7月と研究や教育の話題を取り上げて議論します。6月は芸術と科学に関連するさまざまな研究をもとに、世界中から著名な研究者を招待して講演を行うとともに、大学院生らの発表やパネル討論を行います。
講演では、タブレットPCなどで注目を浴びているフリーハンド入力によるスケッチから3次元モデルを生成するという長年研究してきた数々の手法を紹介します。さらにメディアサイエンス専攻において博士号を取得した竹内亮太氏の研究成果である「ストローク履歴を活用した3次元形状モデリング手法」など最新の研究成果も紹介する予定です。
・参考文献
Kunio Kondo:Interactive Geometric Modeling Using Freehand Sketches,
Journal for Geometry and Graphics 13 (2009), No. 2, 195-207
URL:http://www.heldermann.de/JGG/JGG13/JGG132/jgg13017.htm