岸本好弘メディア学部准教授らが夏休み「子どもゲーム作り教室」を開講!
2013年7月28日に八王子市学園都市センターで開催された「夏休み子どもいちょう塾」(主催:大学コンソーシアム)で、本学メディア学部の岸本 好弘准教授と学生らが「子どもゲーム作り教室」を開講しました。午前・午後2回の講座には小学校4~6年生の児童19名が参加し、1時間目「ゲームを考える!」2時間目「ゲームを作る!」に挑戦しました。
1時間目「ゲームを考える!」
まず「〇×クイズ」でリラックスした後、児童らが「自分の好きなゲームの面白い理由」を紙に書いて発表。「ゲームの面白さの秘密」みんなで考えました。
2時間目「ゲームを作る!」
2人ペアになった児童らは学生らに指導されながら、パソコンでアクションゲームのステージを作りました。完成したゲームを互いにプレイし合い、最後にみんなの前で感想を発表しました。
講座終了後のアンケートでは、児童全員が「今日の授業はとても楽しめた」と回答しました。「学べた(感じた)ことはありますか?」という質問には、「ゲームを作る楽しさ」「ゲームを作る難しさ」「ゲームが面白い理由」などの回答が寄せられました。
また「一番印象に残ったこと(楽しかったことは)何ですか?」という質問には、「難しいステージにしたけどクリアしてもらえて嬉しかった」「人の作ったゲームを遊ぶのは楽しい」「バグジャンプを見つけた」などのコメントがありました。
岸本 好弘 メディア学部准教授 コメント:
私たち「次世代ゲーミフィケーション研究室」は「社会に役立つゲーム」をテーマに、ゲーム作り体験を中心としたワークショップを通して、ゲームの楽しさを「学習・教育」の領域で活用していくための調査研究を行っています。今回で第3回目となる「子どもゲーム作り教室」もゲームの教育的な活用の一環として取り組んでいます。またスタッフで参加してくれた学生らにとっても、このような学外活動を通して社会のルールやマナーを学んだり、児童らのゲーム作りをサポートすることを通して年齢が離れた世代とのコミュニケーション力を育む良い経験の場と考えています。
学生スタッフリーダー 露木 祐輔(メディア4年) コメント:
今回の「ゲーム作り教室」で私は、多くの成長を感じることができました。まず、過去2回の「ゲーム作り教室」の反省点を上手く修正できたことです。今まで行ってきたノウハウを生かして授業の構成や接し方を変更した結果、より"楽しく"、そして"授業の意図"を感じてもらうことができました。また、私以外の学生メンバーは経験の少ない2年生でしたが、みんな熱心に取り組んでおり、私自身とても助かりました。今後も後輩たちには、色々なプロジェクトに積極的に参加して、成長していってほしいなと思っています。
次世代ゲーミフィケーション(NGF)
https://www.teu.ac.jp/info/lab/project/media/dep.html?id=61