大学院メディアサイエンス専攻博士後期課程小島啓史らの研究論文が情報処理学会から特選論文として選定される
情報処理学会から大学院メディアサイエンス専攻博士後期課程小島啓史君を筆頭著者とする研究論文「分断と再統合現象を考慮したオーロラのビジュアルシミュレーション」が、特選論文として選定されました。
「特選論文」とは情報処理学会が発刊する論文誌ジャーナル/JIPの論文のうち、きわめて優れた研究成果があって、多くの人に読んでもらうことが推奨される論文に対して、「特選論文」の名前が付与されます。
今回の「特選論文」は論文誌ジャーナル第55巻8号に掲載の26件の論文から選定された2件のうちの1件です。
題目:「分断と再統合現象を考慮したオーロラのビジュアルシミュレーション」
著者名:小島啓史、 竹内亮太、 石川知一、 三上浩司、 渡辺大地、 柿本正憲、 近藤邦雄
掲載:情報処理学会論文誌ジャーナル、 Vol. 55、 No. 8、 pp. 1886-1898、
研究概要:
CG動画生成を目的とした簡便な方法でオーロラの動きをシミュレートしました。従来の技術では、オーロラの単純な形や動きしかシミュレートできませんでした。今回の研究は、カーテン状に波打つオーロラが分断して2つに分かれたり、逆に再び結合したりする現象を模擬することにより、これまでにないリアルなオーロラ表現を可能にしました。
■メディア学部BLOG「オーロラのCGシミュレーション研究が情報処理学会論文誌で特選論文に」(2014年9月6日)
http://blog.media.teu.ac.jp/2014/09/post-78a4.html
■メディア学部BLOG「ビジュアルシミュレーション研究の紹介」(2014年7月1日)
http://blog.media.teu.ac.jp/2014/07/post-93c7.html
■情報処理学会「特選論文」WEB
https://www.ipsj.or.jp/award/ssp_award.html