メディア学大系 第3巻「コンテンツクリエーション」を出版
メディア学部創立15周年になる今年、メディア学大系シリーズの第3巻「コンテンツクリエーション」が出版されました。長年この分野を研究してきたメディア学部近藤邦雄教授、三上浩司准教授の共著です。
私たちは1999 年メディア学部設立時から、金子満先生とともに高度なコンテンツ制作技術の教育と研究開発に取り組んできました。そしてコンテンツ制作教育において工学的な知識の再構築を行い体系化することによって、産業界からも注目を集めるコンテンツ制作教育手法を確立しました。
これらの成果をもとに、本書では、アニメ、3D-CG、ゲーム、映像、ビデオなどのメディアコンテンツの産業構造と、シナリオライティング・キャラクターメイキングなど具体的なコンテンツ制作技術についてわかりやすく解説しました。(詳細は、この記事の最後の「まえがき」を参照)
この書籍は、2年生の講義「コンテンツ制作工程論」と3年生の講義「コンテンツディベロッピング論」で教科書として利用します。3年生の講義「コンテンツディベロッピング論」では、教科書の内容を講義するだけではなく、学生自身が課題に取り組んでシナリオ制作を学んだり、シナリオを分析したりすることやキャラクターを制作するさまざまな手法を利用してキャラクターを実際に制作したり、制作支援ツールを制作したりすることを行う予定です。この内容は、数年前から大学院の講義で体系的にまとめており、それらをもとに学部生のために整理しました。
詳細はメディア学部BLOGをご確認ください。
■メディア学大系 第3巻「コンテンツクリエーション」の出版
http://blog.media.teu.ac.jp/2014/09/3-19c6.html