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デザイン学部加藤一葉講師らの認知・知的障害者の為の知識表現支援技術の開発

2014年11月4日掲出

 デザイン学部の加藤一葉講師は、産業技術総合研究所の「認知・知的障害者の知識表現支援技術の開発」のチームで共同研究を行っており、認知・知的障害者のために、絵文字をパーツとして使用したコミュニケーションツールを開発しました。

 この研究で開発している絵文字のデザインでは、文章のように絵文字を組み合わせて表現できるようにするために、一定の法則や関係性による新しい絵文字の文法を開発しました。

 特に防災に特化した約800種類の絵文字のデザインするにあたり、実際、障害者施設に赴き、障害者の日常生活における図形等のコンテンツ利用状況を調査し、彼らが“なぜ/どのように行動するのか”を観察から明らかにしています。人がそれを使う場面や状況をわかりやすい形で描き出し、ユーザの体験を組み込みながらデザインすることが、絵文字の視認性、判読性を上げることに必要なプロセスと考えています。

絵文字をパーツとして使用したコミュニケーションツールを開発(1)
絵文字をパーツとして使用したコミュニケーションツールを開発(2)

■デザイン学部WEB
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/index.html