「工業デザイン研究プロジェクト」がはじまる
2016年5月30日掲出
片柳研究所が支援する本学「共同プロジェクト」において、デザイン学部では「工業デザイン」コースの教員による「3Dプリンタを活用したデザイン研究開発プロジェクト」をスタートさせました。
近い将来、工業製品の生産手段の一つとして普及することが予想される3Dプリンタについて、その本質である「デジタルデータから直接造形物を作り出す」という特徴を活かし、新たな構造体や製品デザインの発展性・実現性を探りながら、新たなデザイン手法の構築を目指すプロジェクトです。考案したデザイン手法の検証においては、3Dプリンタだけでなくその他の最新デジタル製造関連の装置を活用して、実践的なデザインモデル開発を行い、新たなモノづくりの開発プラットフォーム(デジタルデザインラボ)に関する活用ノウハウを取得する計画です。
加えて、この研究過程や成果活用において、地域産業(大田区のモノづくり関連企業)との連携や外部デザイン機関との情報交流等を図りながら、本大学における産学官連携を推進していきます。
■デザイン学部「デザイン開発プロジェクト」
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/project/index.html
- 3D CADによる応用展開シミュレーション(大型遊具の検討)
- 3Dプリンタで作製したボロノイ構造検討モデル
- キャプション3Dプリンタ(3D Systems社製 ProJet®460Plus)によるモデル製作1
プロジェクトメンバー:
主査 石塚昭彦 教授(空間)
本郷信二 准教授(空間)
伊藤潤 助教(工業)
御幸朋壽 助教(空間)
■デザイン学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/index.html