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2017年デザイン学部長メッセージ

2017年1月13日掲出

「デザイン学部では、社会で役立つ「もの」や「こと」を実践的に企画立案し、新しい発想でデザインして「かたち」にできる独創的な人材の育成を目指しています。快適で環境に優しく、潤いのある生活と社会を目指す実学としてのデザインを学修します。」池田 政治

デザイン学部長 池田 政治

 受験生の皆さん、デザイン学部長の池田です。

 本学部では、皆さんの特性を活かして受験ができる様、複数の受験方法を取り入れています。そのため一般入試では、実技でも受験できますが、学科だけでも受験できます。入学してからデザインに必要とされる表現力の基礎をしっかりと身につけられる様、指導しますので、いずれの方法で受験する人も安心して受験して下さい。

 平成27年度から実施している新カリキュラムでは、これまでの視覚、映像、空間の3つに新たに工業デザインを加えて、4専攻によるバランスのとれた学部構成を実現することができました。デザインには、世の中の最新の知識と情報の活用が常に求められます。さらには持続可能な社会に向けての国際的な流れに応えることも必要とされます。

 本学部では、カリキュラムの中で、人それぞれが持つ感性を育む「感性教育」と工科大として実績あるコンピューターを取り入れた「デザインスキル教育」を融合した基礎デザイン教育を行っています。実学としての専門教育への展開では、循環型社会のためのデザインを目指して、限りある資源を大切にし、自然環境に配慮した、人と地球に優しい持続可能な社会のためのデザイン思考を育てていきます。
学年進行とともに関心に応じて、自分の適正に合わせながら専門を選択し、決めていくことができます。
 3年次前期で工業デザインコースか視覚デザインコースかのいずれかのコースを選択し、3年次後期から工業デザインコースでは、空間デザイン専攻か工業デザイン専攻、視覚デザインコースでは、視覚デザイン専攻か映像デザイン専攻かに分かれます。4年次の卒業研究は、自分の研究テーマにあった教員のもとでゼミ形式ともいえるマンツーマンでの指導体制が組まれています。

デザイン学部の学びで身につく6つの力
デザイン学部の学びで身につく6つの力

 蒲田キャンパスは、蒲田駅から徒歩2分の所にあり、デザインリサーチなど都市型のデザイン教育を行なう環境にも恵まれています。また、地域連携として「デザインの町」大田区との恊働プロジェクトの取組みも進めています。

 本学部は、設置されて8年目を迎えますが、1期生から連続して就職内定率92%以上を達成しています。今年度もさらなる目標に向かって教員、学生とも健闘しています。以上、皆さんが本学部の教育方針と教育内容を理解され、入学に向けて奮闘されることを望んで止みません。
最後に在学生の感想を幾つか載せましたので、参考にして下さい。

学部1年 A.O.さん
学力試験型入試
「感性演習/つくるでは、初めて触れる素材が多く、工具も使い方が分からないものばかりでしたが、先生が丁寧に教えてくださるので授業に取り組みやすいです。また、対象物を良く観察すると本質が見えてきてそれを発見したときに、また一歩作りたいものが明確になりました。」
学部1年 I.K.君
AO入試
「感性演習/描くでは、様々な画材、描画技法を学びます。絵の巧拙より適切な表現かどうかをまず考えなくてはならないので、絵をほとんど描いたことがない人や、映像系や工業系に進もうと考えている人にとっても〈描く〉ことはデザイン表現を学ぶという点で無駄になることはありません。」
学部2年 D.N.君
センター試験利用入試
「スキル演習では、視覚、映像、工業、空間といった様々なデザイン領域の中から自分の進みたいデザインを選び、それに対するPCを使った実践的な技術を学ぶことができます。また、修得したデジタルスキルによってPCに強くなるため、課題以外でも行っている自主制作に大きく役立てることができます。」
学部3年 M.M.さん
実技試験型入試
「専門演習Ⅱでは、より専門的にデザインを学びます。実践的な課題をやることで社会に必要な問題解決力、企画力、プレゼンテーション力を身につけられます。課題提出が毎週あり、忙しい毎日ですが、自分の企画をプレゼンし終えた時、成長した自分を感じました。この授業はデザインするやりがいがあります。」