メディア学部3年生ナランホ・カルロスさんが訪日エクアドル大統領の通訳者として活躍
2018年9月上旬にエクアドル共和国のモレノ大統領は訪日外交訪問を行われました。本学に在籍しているメデイア学部3年生でスペイン出身のナランホ・カルロス(進藤研)は、京都まで足を運び、2日間、エクアドル大統領の同行通訳者として活躍いたしました。
エクアドルは南米の西北部にある国で、世界遺産のガラパゴス諸島や、首都のキト市街が誇られ、名産の最高品質のチョコレートとコーヒー豆も日本までに輸出しています。エクアドル大統領の訪問は日本・エクアドルの友好関係を強化する目的があり、両国間関係を更に発展させる意図を再確認されました。具体的にエクアドルのTPP加入検討、農産品の経済交流、科学,技術及び学術の交流における協力の強化の様々な意図を表明されました。
学生のカルロスも日本政府が支える国費留学生制度の中で本学に留学し、日本とスペイン語圏の外交に対して強い意志を持っています。なお、この素敵な活動に参加された際では、日本滞在に学んだ知識を社会還元しただけではなく、本学の理念の国際的な教養、実学主義教育にも重点を置かれました。
ナランホ・カルロスさんの感想:
私は日本政府の国費留学生度のお陰で来日し、母国語のスペイン語を活かし、スペイン語圏と日本の友好関係強化という多大な責任感がありました。エクアドル政府からの依頼がきた時点では、前向きな姿勢を取り、訪問の成功に少しでも貢献できるように全力で頑張りました。
活動を振り返ると、ラテンと日本の文化の壁は大きく、言葉を通訳するだけではなく、相互理解を求める姿勢を取ることが必要でした。卒業論文、及び卒業後に期待される活動に有用で貴重な経験ができました。
参考資料:
外務省 モレノ・エクアドル共和国大統領の訪日:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006379.html
外務省 レニン・モレノ・ガルセス・エクアドル共和国大統領による日本国訪問:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000396262.pdf
日経新聞 両陛下、エクアドル大統領夫妻と会見:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35013490V00C18A9CR8000/