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【謹賀新年】軽部征夫学長からのメッセージ

2019年1月1日掲出

東京工科大学学長 軽部征夫

東京工科大学学長 軽部征夫

 受験生の皆さん、新年明けましておめでとう。
皆さんにとって大切な入学試験日が近づいていますので、気を引き締めて勉強に励んでいると思います。

 本学の教育の特長の一つは、全学生がノート型パソコンを必携としており、これを活用した授業を受けていることだと思います。学生のポータルサイトでは、時間割などの講義情報、履修登録、成績照会、シラバスの閲覧、講義・実験・演習等における出欠確認、その他学内行事や学内サイトなどを閲覧することができます。また、コンピュータを利用して教育や学修を支援するシステム「Moodle(Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment)」を活用した授業や演習が行われています。このMoodleには科目ごとの講義資料が掲載されているので、いつでも、どこでも予習・復習が可能です。また、小テストやアンケートなどを実施することもできるので、教員が授業中に内容の理解度を確認することもできます。また、学生は授業終了後に理解度やコメントを入力して、次回の授業に反映させることができます。

 本学はJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)に参加しており、コンテンツの制作や提供を行っています。保有するコンテンツを自宅で見て学修し、大学に来てからはグループワーク等を通して発表や討論をする反転授業も行っています。このように、e-ラーニングを利用して大学生活の中で学修できる機会を増やしています。

 皆様の大部分の人は100歳以上まで生きると予想されており、政府は人生100年時代を見据えた政策の勉強会を行っています。ほとんどの人は80歳くらいまで仕事に従事することになりますので、一つの企業に約60年間勤めるのか、それとも2~3回の転職をすることになるのかの選択が訪れると思います。

 産業界ではICT(情報通信技術)の活用が盛んで、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)やロボットによって、産業が著しい変貌を遂げようとしています。これによって新しい産業が次々に生まれてくることでしょう。そうなると、大学で学んだことが役に立たなくなることも予想されます。そこで必要になるのがリカレント教育と言われていますが、大学に戻って新しい知識・技術やスキルを学び直すことが不可欠となるでしょう。大学に入学したら、しっかりと勉強する習慣を身につけましょう。

 本学は実学主義を理念として掲げており、産業界や病院等の医療現場での実務経験を持つ教員を62%も雇用しています。本学はこれらの教員の指導のもとで、実践的な知識・技術やスキルを学ぶと共に、社会や産業がどのように変化してもこれに柔軟に適応できる人間に成長してもらいたいと願っています。

2019年元旦

■軽部学長のきらっとひらめきコラム
https://www.teu.ac.jp/gakucyou/index.html