これからの社会に必要とされる新しい工学を、挑戦心と情熱を持って一緒に追究していきましょう
2019年4月23日掲出
工学部長 山下 俊 教授
工学とは、自然科学の原理を応用して人に役立つ価値を創造する 学問です。近代の科学技術の進歩によって人類は飢えから解放 され、快適な生活を送ることができる機器が生産されるようになり、 そしてさらに快適な生活を実現するIoTやロボットが開発されてき ました。工学はこのように時代とともに進歩を続けていますが、近年、 資源の枯渇や地球温暖化、廃棄物による環境への負荷が深刻な 問題となっており、環境・人間・産業が調和を保ちながら発展する「サステイナブル社会(持続可能な社会)」の実現が切実に求められ ています。東京工科大学の工学部は、この「サステイナブル工学」 という新しい工学を追究し、その知識と技術で社会に貢献する人 材を育成します。また、日本で初めて産学連携に基づく「コーオプ教育」を本格導入するなど先進的な教育を実践しており、その成 果や送り出した卒業生は、産業界からも高く評価されています。みなさんとともに、夢と情熱をもって次世代の新しい工学に挑戦し、 サステイナブル社会の実現に貢献できることを楽しみにしています。