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池田晋平医療保健学部助教が「第34回日本保健福祉学会学術集会」で優秀論文賞を受賞

2021年10月8日掲出

>池田晋平助教

 2021年10月2日(土)に開催された「第34回 日本保健福祉学会学術集会」において、医療保健学部リハビリテーション学科作業療法学専攻の池田晋平助教が優秀論文賞を受賞しました。
 池田助教は本論文で、高齢社会に伴い全国の自治体が65歳以上の高齢者を対象に「一般介護予防事業」(介護予防教室)を開催している中、参加者が伸び悩んでいる実態があることに着目し、調査対象の自治体が開催している各事業に対する高齢者の認知度を調査し、さらに人と人との関係性(ソーシャル・キャピタル)にフォーカスして検証したことが評価され、今回の受賞に至りました。

【受賞情報】
受賞者:医療保健学部リハビリテーション学科作業療法学専攻 池田晋平助教
学会名:第34回 日本保健福祉学会学術集会
受賞名:優秀論文賞
論文タイトル:「地域在住高齢者における一般介護予防事業の認知度と社会関係の関連」
論文概要:「一般介護予防事業」を認知している高齢者の特徴は、自治会の活動、老人クラブの活動、趣味の会など仲間うちの活動、ボランティア活動の参加頻度が高いことが明らかになりました。いわゆる地域活動に積極的に参加しているアクティブな高齢者ほど、健康づくりの情報に接したり関心を持つ傾向があるということになります。リハビリテーション専門職は、効果的な介護予防プログラムを実施することも大きな役割の一つですが、どのようにすればより多くの高齢者が介護予防教室に参加してもらえるか保健・福祉の関係者と検討していくことが課題だと考えています。
論文URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/hwelfare/27/1/27_1/_article/-char/ja/


第34回日本保健福祉学会学術集会優秀論文賞



■第34回 日本保健福祉学会学術集会 WEB :
http://www.fureai.or.jp/~tae/34th/