大学院工学研究科の宗像宏純さんがレーザー学会学術講演会第42回年次大会で優秀ポスター発表賞を受賞

2022年2月24日更新

　2022年1月12日～14日にオンラインで開催された「レーザー学会学術講演会第42回年次大会」において、大学院工学研究科サステイナブル工学専攻修士1年の宗像宏純さん(所属研究室：大久保研究室)がポスター発表を行い、「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。
　宗像さんは、「CPC型キャビティによる太陽光励起レーザーの高効率化に向けて」と題して研究発表を行いました。内容としては、太陽光励起レーザの高効率化のために、放物面を二つ合わせたCPC（Compound Parabolic Mirror）を太陽光キャビティに適用する検討を行いました。二つの放物面の形状と組み合わせ方の最適値を数値計算により求め、従来のキャビティよりもキャビティよる損失を3 pt低減できることを示しました。
　なお本研究は、量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所、大阪大学接合科学研究所との共同研究として実施しました。