「第16回ユネスコスクール全国大会」においてESDへの取組み事例の発表および東京工科大学賞の授与を行いました。
2024年11月30日に開催された「第16回ユネスコスクール全国大会」の「第4分科会:ESDが拓く社会ーESD大賞がもらたらすもの 受賞校の事例からー」において、工学部教授 山下俊副学長が本学のサステイナブル工学への取り組みを中心に発表を行いました。
また、大会内で行われた「第15回ESD大賞受賞式」においては、片柳研究所所長 赤津隆教授、教養学環教授 勝浦寿美副学長が東京工科大学賞の授与を担当しました。
この賞は、ESD(持続可能な開発のための教育)の推進に顕著な功績があった教育機関に贈られるものです。
今回、東京工科大学賞を受賞したのは以下の2校です。
・大阪府立堺工科高等学校 定時制の課程(大阪府)
・新渡戸文化中学・高等学校(東京都)
赤津教授と勝浦副学長は、受賞した両校のESDへの取り組みを高く評価し、今後のさらなる発展に期待を寄せました。
■ユネスコスクールの意義・役割
ユネスコスクール全国大会は、国内外のユネスコスクールの動向を広く周知し、優良事例の共有や関係者間の交流を通じて、各校の活動の質の向上およびネットワークの強化を図ることを目的としています。
■第16回ユネスコスクール全国大会のテーマ
『社会に開かれたユネスコスクール ―多様性と共生の未来への貢献―』
本大会では、地域から世界へつながる学びを展開する意義を再確認し、インクルージョンや異文化理解を軸に「社会に開かれた学校」としてのユネスコスクールの役割を考察しました。異なる文化や背景を持つ人々が共に学び、未来を築くための方法を探りながら、世界とつながるユネスコスクールとしての貢献のあり方を検討する機会となりました。
■第16回ユネスコスクール全国大会 概要
日程:2024 年11 月30日(土) 10:00~18:00
対面会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟 レセプションホール (〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3−1)
対象者:ユネスコスクール関係者(教職員、児童生徒)、一般幼小中高等学校等教員、教育行政関係者(教育委員会等)、教育研究等関係者(大学、研究所等)、教員志望者(教職課程の学生等)、ユネスコ活動関係者など その他、SDGs達成に向けた人材育成やESDに関心のあるステークホルダー(企業、報道関係者、NPO・NGO 等)
■第3回ユネスコウィーク:
https://unesco-sdgs.mext.go.jp/unesco-week-03