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「サイエンスコミュニケーター育成支援教育プログラム」がサイエンスアゴラ2024に出展

 
2024年12月3日掲出

~科学と未来への想いをつなぐサイエンスコミュニケーションの取り組み~
 日本最大のサイエンスコミュニケーションイベントである「サイエンスアゴラ2024」(主催:科学技術振興機構、2024年10月26・27日、東京・お台場)に、工学部の「サイエンスコミュニケーター育成支援教育プログラム」(通称:夢プロ)が審査を通過し、2日間出展しました。小さな子どもから大人まで集まっていただき、大混雑、大人気の出展企画になりました。

サイエンスコミュニケーションの取り組み

出展準備:サイエンスコミュニケーション講座の実施
 出展準備の一環として、工学部客員准教授である湯沢友之氏によるサイエンスコミュニケーション講座を実施しました。この講座をもとに、工学部の教員と学生学生と教員が協力し、多様なコンテンツをブラッシュアップして企画・準備してきました。

出展内容:未来の科学に想いを託す3つのコンテンツ
 「未来の科学に対するみんなの想いをLEDランタンに!」を出展テーマとして設定して、以下の3つのコンテンツを提供しました。

1.体験実験コーナー
 来場者がアルミニウムの板に電気めっきを行い、玉虫やモルフォ蝶の様に美しく輝く虹色の板を作製しました。オリジナルの模様もつけてもらい、完成品を持ち帰ってもらいました。

2.展示実演コーナー
 未来技術への理解を深める体験型展示として、自由自在に動くロボットや高度に制御された電気モーターを解説し、実際に操作を体験する機会を提供しました。

3.サイエンスコミュニケーション大会
 プロのサイエンスコミュニケーター湯沢友之氏(本学客員准教授)が司会を務め、科学の原理をわかりやすく説明するコンテストを実施しました。観客が「最もわかりやすい説明」を投票で選び、当日は外部からの挑戦者も受け付けました。

■未来への想いを共有するLEDランタン
 来場者には、これらの説明や体験を通じて感じた「未来の科学への想い」をメッセージにしてLEDランタンに託していただきました。ランタンを通じて他の来場者とも想いを共有し、新たなコミュニケーションが生まれる場となりました。

サイエンスコミュニケーションの取り組み

■イベント出展の成果として
 小さな子どもから大人まで、多くの来場者にお越しいただき、大混雑・大人気の出展企画となりました。また、サイエンスコミュニケーションイベントに出展したことによって来場者から「説明をより良くするためのアドバイス」をいただきました。これらのアドバイスによって実験や実演のサイエンスコミュニケーションが改善され、学生たちの成長を強く感じられる2日間となりました。この経験は、他分野の方への研究のアウトリーチ活動の際や会社に就職した後に大いに役立つと思われます。

サイエンスコミュニケーションの取り組み