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デザイン学部 田邉雄一講師が「第88回 新制作展」に入選。国立新美術館にて作品を展示

 
2025年9月19日掲出

 今年で88回目を迎える「新制作展」に、デザイン学部の田邉雄一講師が出展します。新制作展は、絵画・彫刻・スペースデザインの幅広い作品が集まる公募展で、挑戦的で多様な作品が展示される場として知られています。
 田邉講師が専門とする WebデザインやUI/UXの研究の考え方を発展させ、体験の新たな可能性を探る研究の一環として制作された作品です。
 今回出展する「ゆらめきの先」は、人感センサーや距離センサー、デジタルマイクを使って人の存在をとらえ、その“気配”をWi-Fi通信で遠隔地のランタンへと伝えるインスタレーションです。暗室に設置されたランタンは、誰かの存在を光のゆらめきとして映し出し、来場者は直接顔を合わせることなく「そこに誰かがいる」という感覚を体験します。
 本作品は、展示全体のテーマである「新しい空間と新しい意味をつくる」と呼応し、光とテクノロジーを通じた新しいコミュニケーションの可能性を示しています。淡く揺らめく光の先に浮かび上がる“人の気配”は、現代社会における人と人のつながりをやさしく問い直す試みでもあります。


【展示概要】
展覧会名:第88回 新制作展
会期:2025年 9月17日(水)〜 9月29日(月) 
会場:国立新美術館(東京都港区六本木)
主催:新制作協会

開館時間:10:00〜18:00 (入場は17:30まで)
・金曜日のみ20:00終了(入場は19:30まで)
・最終日9月29日(月)は14:00終了(入場は13:30まで)
・入場料:一般1,000円、学生・65歳以上 無料
https://www.shinseisaku.net/