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デザイン学部生が産学連携で制作したTシャツが全国で発売

 
2026年7月7日掲出

 デザイン学部の専門授業科目「イラストレーション論」において、子ども服ブランドを全国展開するブランシェス株式会社との産学連携プロジェクトを実施しました。本プロジェクトでは、学生が子ども向けTシャツのイラストレーション制作に取り組み、マーケットを見据えた実践的な挑戦をしました。

 同授業では、現代社会におけるイラストレーションの意義を考察しながら、個性をどのように市場の中で発揮し、表現として成立させるかを探究しています。今回のプロジェクトではゲスト講師としてブランシェス株式会社の担当者を迎え、「既存の4色展開の女児向けTシャツに対し、5色目を提案する」という課題のもと制作を実施。学生たちはブランドの特性やターゲットに加え、保護者の購買体験や子どもが着用した際の感情といった視点まで踏まえながらデザインを完成させました。
 提出された作品は総数150点以上にのぼり、多様な発想と表現が集積。その中から最終的に2点が高い評価を受け、商品化が決定しました。採用作品は実際にTシャツとして製品化され、全国に展開するブランシェスの店舗にて販売が開始されており、これを記念してブランシェス株式会社 泉憲利社長、新楽亜矢様、さらにブランシェスの仕事に携わるとともに本学のデザイン教育にも長年関わってくださっている飯田淳先生をお招きして、授賞式を行いました。

 本取り組みは、課題制作にとどまらず、全国規模で展開する企業の製品として社会に届くプロセスまでを経験できる点に大きな特徴があります。学生にとっては、表現と市場を接続するリアルな学びの機会となり、今後の学修やキャリア形成に対する意識を高める契機となりました。

集合写真
写真:左より新楽様(ブランシェス株式会社)、飯田淳先生、泉社長(ブランシェス株式会社)、遠藤さん、木村さん
東京工科大学デザイン学部生デザインのブランシェス子ども向けTシャツ1
東京工科大学デザイン学部生デザインのブランシェス子ども向けTシャツ2

■受賞学生の声

東京工科大学デザイン学部生
デザイン学部4年 遠藤 春希さん(写真左)
 自分の作品が実際に世の中に出るのは今回が初めてで、大きな達成感があります。これまでは課題として制作し、その中で社会に役立つことを意識して取り組んできましたが、実際に世に出て使われる経験ができたことをとてもうれしく思います。制作にあたっては、実際に着用されたときの体験だけでなく、購入される保護者の視点まで含めて考えることができ、日頃の学びを生かすことができました。

デザイン学部4年 木村 友美さん(写真右)
 課題として取り組んだ作品が選ばれ、実際に社会に出ることを大変うれしく思います。制作では、自分が着るのではなく、着る人の視点に立ち、着用したときにどのように感じるかを意識して考えました。また、小さいころの感覚に立ち返って発想することができた点も印象に残っています。こうした視点で制作できたことは、日頃の学びを生かすことができた成果だと感じています。