工学部「コーオプ教育プログラム」が 文科省「大学等におけるインターンシップ表彰」優秀賞を受賞
3年間で約700名の学生・230社の企業が参加
東京工科大学(東京都八王子市)は、大学等におけるインターンシップの中から高い教育的効果を発揮しており他の大学や企業等へ普及するのにふさわしい取り組みを表彰する、文部科学省「大学等におけるインターンシップ表彰」において、工学部の「コーオプ教育プログラム」(注1)が優秀賞を受賞したことを発表しました。
平成29年度の審査対象77校の中から優秀賞(注2)に選出されたもので、クォーター制の導入などの制度設計、事前・事後学習、モニタリングを含む学生への手厚いケア、コーオプセンターの設置等の組織的な取り組みなどが評価されました。
同プログラムは、2015年4月に新設の工学部(定員280名)の必修科目として導入され、今年度にはこの第1期生が卒業します。これまで(2018年12月現在)に約700名の学生が、東京都内の多摩地域をはじめ7都県230社の企業で実習を行いまた。国の施策に先駆けて国内大学として初めて(注3)本格導入した本プログラムは学内外から注目を集めており、平成27年度より文部科学省の「大学教育再生加速プログラム(AP)」にも採択されています。
年度 | 対象 | 参加学生数 | 実習企業数 |
---|---|---|---|
2016年 | 機械工学科2年生 | 114名 | 72社 (東京48社、神奈川22社、他県2社) |
2017年 | 電気電子工学科3年生、応用化学科3年生、機械工学科2年生 | 302名 | 138社 (東京88社、神奈川25社、埼玉22社、他県3社) |
2018年 | 電気電子工学科3年生、応用化学科3年生、機械工学科2年生 | 283名 | 134社 (東京85社、神奈川24社、埼玉20社、他県5社) |
※実習企業のカッコ内都県は実習地。実施企業数は延べ数(同企業での複数年の実施有り)。
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■同 実施企業一覧
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/coop_edu_company.html
■同 概要/学生コメント
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/coop_edu.html
■同 実習体験レポート
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/coop_exp.html
- (注1)コーオプ教育(Cooperative Education)は、学内の授業と学外での就労経験型学修を組み合わせた教育プログラムのことで、発祥の地とされる北米や欧州では盛んに実施され、多くの成果を挙げています。学生は、従来のインターンシップよりも長期間(本学では約2ヶ月間)企業で働くことで、就業経験と報酬、大学の単位を手にするとともに、実践力や総合的な社会人基礎力など、従来型のカリキュラムだけでは修得しにくい能力を効果的に身につけることが期待できます。
- (注2)最優秀賞(1校)、優秀賞(6校)、審査員特別賞(1校)を表彰
- (注3)学部の必修科目としての本格導入。
この件に関するお問い合わせ先
法人本部出版部 担当: 大田
E-mail: ohta(at)stf.teu.ac.jp Tel:042-637-2109
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