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理学療法学科高橋ゼミ4年生らの論文が英文誌「JPTS」に掲載される

2016年3月7日掲出

 理学療法学科4年生の戸谷佳織(とやかおり)さんを中心とした高橋ゼミのメンバーが、学術誌「JPTS」に論文を投稿し、掲載されました。
この論文は卒業研究のプロジェクトとして作成されたもので、在学中に英文誌に論文が採用されることは、理学療法業界では非常にめずらしいことです。

掲載雑誌名

JPTS (Journal of Physical Therapy Science) Vol.28 No.2

論文題目

「Ankle positions and exercise intervals effect on the blood flow velocity in the common femoral vein during ankle pumping exercises(下腿パンピング運動中の総大腿静脈血流速度に及ぼす足部の位置と運動間隔の影響)」

参加学生及び担当教員

 戸谷佳織(理学療法学科4年)
 笹野健(理学療法学科4年)
 髙相朋美(理学療法学科4年)
 西本哲平(理学療法学科4年)
 藤本勇太(理学療法学科4年)
 吉松竜貴(助教)
 楠本泰士(助教)
 日下さと美(助教)
 髙橋哲也(教授・理学療法学科長)

研究概要

 深部静脈血栓症の予防策として推奨される下腿パンピング運動(つま先を上げ下げする運動)の効果が、姿勢や運動のペースによってどう変化するのかを検証しました。
 上半身を起こして、4秒間隔で運動すると、ふくらはぎの血流速度が最も上昇したことから、下腿パンピング運動を行う際には姿勢と運動間隔も考慮すべきことが示されました。

英文誌「JPTS」とは

 Journal of Physical Therapy Science(JPTS)は、理学療法に関する専門雑誌「理学療法科学」の国際版英文誌で、理学療法科学学会より発行されている学術誌です。
 学術誌評価の指標となるインパクトファクターを有しており、これは理学療法関係の雑誌では非常に珍しいことです。

掲載ページ

■Journal of Physical Therapy Science Vol. 28(2016) No. 2 February
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jpts/28/2/_contents?from=1

■Ankle positions and exercise intervals effect on the blood flow velocity in the common femoral vein during ankle pumping exercises
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpts/28/2/28_jpts-2015-928/_pdf


「第52回日本臨床生理学会総会」発表時の集合写真