工学部機械工学科の大久保友雅准教授と加藤太朗助手がICATSD2022でBest oral presentationを受賞
東京工科大学はベトナムのホーチミン市工業大学と大学間協定を締結しています。この協定に基づいた活動として、2022年11月24日~26日の期間に国際シンポジウムThe 2nd International Conference on Advanced Technology and Sustainable Development – 2022 (ICATSD 2022) を同大学と共催し、本学から9名の教員および7名の大学院生が、現地でのシンポジウムに参加して研究発表・議論に加わりました。同シンポジウムにおいて、工学部機械工学科の大久保 友雅准教授と加藤 太朗助手がBest oral presentationを受賞しました。
【受賞情報】
■Best oral presentation
発表題目:A STUDY OF CYLINDRICAL SYMMETRY OPTIMAL PUMPING CAVITY FOR SOLAR-PUMPED LASER
受賞者:大久保 友雅准教授
発表概要:太陽光励起レーザの二次集光系である太陽光キャビティの軸対称形状における最適化計算について発表しました。最適化を施した結果,従来のキャビティ形状と比較して、計算上はレーザ媒質への太陽光の吸収パワーを約5%、レーザ出力を19%向上することが出来る形状の設計が出来ました。
■Best oral presentation
発表題目:DEVELOPMENT OF INTERIOR ACOUSTIC CONTROL SYSTEM FOR ULTRA-COMPACT ELECTRIC VEHICLE: ANALYTICAL STUDY ON OUTPUT PERFORMANCE OF GIANT MAGNETOSTRICTIVE ACTUATOR
受賞者:加藤 太朗助手
発表概要:超小型EVに搭載可能なANCシステムに用いる超磁歪アクチュエータの電磁界解析について発表しました。解析の結果、提案したアクチュエータの形状では、印加電圧の増加により出力される磁歪力に歪みが発生することから、超磁歪材料や永久磁石の特性によって制御音波の音質に影響があることを明らかにしました。
■ICATSD2022 WEB:
https://icatsd2022.iuh.edu.vn/
■本学はベトナムのホーチミン市工業大学と大学間学術協定を締結し、相互訪問、国際シンポジウムの共催を実施しました:
https://www.teu.ac.jp/information/2023.html?id=36
■工学部 機械工学科WEB
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/me.html