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本学の禹珍碩(ウ・ジンソク)工学部講師と大学院博士前期課程の学生による共著論文が、「ROBOMECH Journal」に掲載

 
2025年2月5日掲出

 大学院工学研究科サステイナブル工学専攻の禹珍碩(ウ・ジンソク)講師と大学院博士前期課程の学生による共著論文「Development of a control support system for smart homes using the analysis of user interests based on mixed reality」 が、国際学術誌「ROBOMECH Journal」 に掲載されました。本誌は、一般社団法人日本機械学会のロボティクス・メカトロニクス部門が発行する欧文誌で、Springer社よりオープンアクセスの電子ジャーナルとして出版されています。
 本論文では、視線情報を活用してユーザの状態を推定し、状況に応じたスマートホームサービスを提供する新しいシステムの開発について述べられています。複合現実(MR)デバイスを用いた視線計測技術を活用し、ユーザの視線の方向と認識している制御対象との関係を分析することで、意図を推測し最適なサービスを提供する手法 が提案されています。この研究により、より直感的で利便性の高いスマートホーム環境の実現が期待されます。


【掲載論文】
タイトル:Development of a control support system for smart homes using the analysis of user interests based on mixed reality
著者:曽根 優夏さん(大学院博士前期課程1年)、松本 千冬さん(大学院博士前期課程2年)、禹 珍碩(ウ・ジンソク)講師、大山 恭弘東京工科大学名誉教授
論文概要:近年、IoT技術の発展により、私たちの日常生活は便利で快適なものになっています。特に、これらの技術は様々なスマートホーム家電の開発を通じて、私たちの生活に活用されています。デジタルトランスフォーメーションの進展が加速する中で、居住空間としての「家」という概念は単なる休息の場を超えた重要性を持つようになっています。本研究では、ユーザにとって使いやすいスマートホームシステムの構築に焦点を当てました。ユーザの意図を推測することによってユーザにとって使いやすい、適切なサービスを提供することができます。そのために、複合現実デバイスを用いて、ユーザの視線とスマートホームの制御対象との関係を調査し、新しい形のスマートホーム制御システムを提案します。
論文URL:https://link.springer.com/article/10.1186/


■工学部機械工学科WEB
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/me.html

■大学院工学研究科サステイナブル工学専攻 WEB:
https://www.teu.ac.jp/grad/eng/index.html