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[2012年度]第5回「メキシコ“驚きと感動”の旅リポート!ラテン系のパワーを感じる“食・文化・歴史”を体験。 」

2012年9月14日掲出

皆さん、こんにちは。今回は、学会や研究発表などで、今までに4回訪れたことのある「メキシコ」での思い出をいくつかご紹介しましょう。

今年5月、メキシコ南東部のカンクンで「国際バイオセンサー会議」という私の専門分野の国際会議が行われました。私はこの会議の発起人のひとりであり、コーディネーターとして出席しました。この会議は、発足から22年、今回で12回目。場所はアメリカ、アジア、ヨーロッパを順番に巡って開催してきました。 カンクンは今回はじめてでしたが、保養地として多くのアメリカ人が訪れるだけあり、海岸沿いには高級ホテルがずらり。さらに、さまざまな学会が開かれることもあり、私たちも設備の整ったコンベンションセンターで、3日間の充実した会議を行うことができました。

メキシコといえば、首都のメキシコシティには、外務省関係の講演や学会などで過去3回訪れたことがあります。メキシコシティは、標高2000メートル以上の高地にあるため、滞在1日目は空気が薄く呼吸が苦しかったのですが、2日目からはすっかり慣れました。 メキシコの特徴として、アメリカへの移民が多いことがあげられます。特に、カリフォルニアをはじめ、テキサス、アリゾナなどに行く移民が多いようです。メキシコはスペインに征服された歴史があるので言語はスペイン語、街中にはヨーロッパ風の古い建物が見られます。近年では、日本の自動車メーカーなどが進出しています。

そして、マヤ文明やインカ文明など古代文明の遺跡が多い国でもあります。私は、メキシコシティから車で1時間程行ったところにあるテオティワカン遺跡に行きました。標高が高いためピラミッドを上っているうちに息が切れて大変でしたが、インカ文明の壮大さを感じました。太陽を神としていた文明ですから、太陽に少しでも近づけるように、ピラミッドをかなり高くつくっているのが印象的でした。

さらに、メキシコの食の思い出をあげると、メキシコといえばタコスですが、現地のレストランで、日本では見られない、発酵させた牛の脳が入ったタコスが出てきたとき、私はどうしても食べることができませんでした。また、食事中には、ラテン音楽の生演奏を聴きながらテキーラを飲むというふうに、メキシコ独特の食文化も体験しました。

食の話で思い出しましたが、南米のチリに学術会議で訪れたときも食べ物に驚かされました。分厚いビフテキが500円と大変安く、それをみんな毎日ランチで食べているんです。現地の大使館員に連れて行ってもらった寿司屋では、魚の色が日本とまったく違うので、食べるのに少し躊躇したこともありました。

最後に、旅を楽しむコツは、現地の人と触れ合うこと。メキシコの人たちは、ラテン系で人懐っこく、すぐ打ち解けることができます。