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東京工科大学オープンバッジ

東京工科大学オープンバッジデザインについて

実践的なスキルの修得や優秀な学業成果に対して、デジタル証明書の国際標準である「オープンバッジ」を授与する制度を導入しました。本制度の背景には、人生のライフステージが多様化し職業能力を再開発するリスキリングや、自律的に新しいスキルを獲得しデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引する人材への社会要請があります。
人生100年の時代を迎え、社会で就業する年数が次第に伸びてきています。長くなった就労期間の間には、職業や職種を変えて新たなキャリアを歩む、ライフシフトの生き方とそれを支えるリスキリングが次第に理解されるようになってきました。大学という一時期に学んだ専門知識はもちろんのこと、それを糧にしてさらに新しい知識やスキルを獲得してゆく時代が来ています。どの大学・学部を卒業したということから、どのような知識やスキルを積み重ねてきたか、すなわち、学歴から学習歴に視点が置かれます。
学生にとっては、キャリアのスタートとなる就職活動において、学生生活で何にチカラを入れてきたか(いわゆる学チカ)を強く問われています。本学の特徴である実学教育には、実践的なプロジェクト実習、企業でのコーオプ教育など多種多様で個性的なプログラムが用意されています。これらの活動には一律的な名称がありませんので、学習歴としてわかりやすく明示できることが望ましいです。授業科目での成績と並んで、本学のプログラムで獲得したスキル・レベルも客観的に示すことで、学チカの確証として示せるようになります。
こうした背景から、本学の学生が育んだスキルを大学で認定すると、在学期間のみならず卒業以降のキャリア選択にも有効であると考え、2022年2月に本制度を導入しました。優秀な学業成果に対する「表彰バッジ」群と演習科目・活動対する「スキルバッジ」群から成り、仮デザインを用いたバッジ発行からスタートしました。

オープンバッジ一覧(2022年11月17日時点)

東京工科大学オープンバッジデザイン公募選考結果

学生のスキルを認定し就職活動等の一助とするため、より親しみのあるデザインで正式に運用するべく、バッジのデザインを学内公募いたしました。
東京工科大学オープンバッジデザイン選考委員会において応募作品を慎重に選考した結果、スキルバッジ、表彰バッジの各部門につき、1作品をグランプリ、9作品を入賞といたしました。
グランプリの2作品は今後、東京工科大学が発行するオープンバッジとして正式に活用されます。
今回は、さまざまな学部から多くの皆様にご応募をいただき、ありがとうございました。

グランプリを受賞された方々への表彰式は2022年9月29日に執り行いました。
以下表彰式の様子になります。

表彰式の様子

表彰式の様子
表彰式の様子
表彰式の様子
表彰式の様子

スキルバッジ部門 グランプリ

デザイン学部 4年 鈴木萌香さん
デザイン学部 4年 鈴木萌香さん

制作意図:
スキルレベルは、「メーター」をモチーフにした形で表現しました。大学のコミュニケーションマークを囲むように、ブロックの数と色の濃度で段階をつけ、瞬間的にスキルレベルがわかるように意識しました。また、知的なイメージを生み出せるよう、コミュニケーションマークに使用されている青と水色に近い緑を組み合わせた色使いをしました。(鈴木萌香さん)

選定理由:
このデザインに特徴的なイタリック体(斜体)の文字が、「活躍する若者のイメージ」を感じさせる点、また、全体としてフラットかつプレーンなバランスの良いデザインであることと、スキル名周辺のスペースを広めに設けてあることで、使用メディアや対象学部を問わない汎用性・実用性がある点が評価されました。

表彰バッジ部門 グランプリ

工学部 電気電子工学科 3年 福嶋凜さん
工学部 電気電子工学科 3年 福嶋凜さん

制作意図:
表彰バッジなので高級感のあるデザインを心掛けました。 月桂樹を使用することで一目見て表彰と伝わるよう工夫したほか、色数を抑え余白を広く取ることで高級感を出しました。 スキルバッジと併せて統一感のあるデザインにしました。(福嶋凜さん)

選定理由:
少ない要素、フラットな質感、視認性、可読性、判読性に絞った清さと静かさが知性を表しており、シンプルでありつつも品を感じるデザインにまとまっています。
これらのことから、多様なメディアで使用される際に実用性がある点を評価しました。