食と農の革新をめざす
食と農は、いつの時代も人類に欠かせない重要な産業ですが、農業従事者の減少や高齢化、地球環境の変化、長寿命化などが進む現代では、農業の効率化や環境への配慮、食品の機能性を活用した健康の維持・増進が強く望まれています。そこで、本センターではITやAIを活用した効率的で環境に配慮した農業技術や食品の新しい価値を提供することを目指しています。
例えば、イチゴ「東京幸華(とうきょうこうか)」のような本学のオリジナル新品種を開発して、独自のスマート農業技術によって安定的に高品質で生産する方法を開発します。同様に、小規模農家でも導入可能な低コストのスマート農業技術を開発します。それらの技術は小中学生にも体験してもらうことで、スマート農業やIT技術に対する興味を将来を担う子供たちに惹起することも計画しています。さらに、食品のもつ新たな機能性を探求することで、食をとおして健康の維持と増進に貢献する技術の開発もめざしています。
これらの研究を学部横断的な体制で実施することで、複数分野の知識や技術を有し、未来の食と農を支える人材の育成をめざします。
活動報告
食と農の未来研究センターの活動紹介
活動紹介2024年10月10日
実践工学プロジェクト演習「農業IoT製品改良プロジェクト」実施
2024年度カリキュラムから新設された「実践工学プロジェクト演習」では、学部1年生が早期に研究活動に参加し、実践的な経験を積むことができます。今回、その一環として、天野 直紀教授が「食と農の未来研究センター」との連携で立ち上げた「農業IoT製品改良プロジェクト」に1年生4名が参加しました。
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活動紹介2024年7月4日
応用生物学部が品種開発したイチゴ「東京幸華」が日本種苗新聞に掲載
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活動紹介2024年7月1日
Web上の植物図鑑サイト「TERRARIUM(テラリウム)」に、低リン酸耐性植物の研究の進捗、今後の展望と食と農の未来研究センターのスマート農業技術の開発についての記事が掲載、
TERRARIUM(テラリウム)
トピックス
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応用生物学部 地球環境コース※
多田 雄一 教授