水環境工学(浦瀬太郎・後藤早希)研究室
研究内容 |
水環境工学(浦瀬太郎・後藤早希)研究室では、生活や産業に欠かせない水の問題やそれに関連した微生物について研究しています。(1) 膜分離技術や微生物を用いた廃水処理技術、(2) マイクロプラスチック問題、(3) 医薬品の使用に伴う薬剤耐性菌の水環境での広がり、(4) バイオプラスチックの生産、の各課題を生物や化学に関連した最新技術を用いて掘り下げます。この研究室では、個人の健康や個人の快適をベースとしながらも、社会として豊かになる、社会として快適になることを目指しています。たとえば、抗生物質の使用は個人を細菌感染から守りますが、耐性菌の広がりという社会的マイナス面も生じます。純粋な「理科」として問題をとらえるだけでなく、「社会」を含んだアプローチを重視しています。多くの卒業生が、上下水道の水質管理や環境分析コンサルタント業の分野(民間企業および公務員)で活躍しています。
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研究テーマ |
・水環境における抗生物質耐性菌のひろがりの調査 |
研究室ページ |
研究キーワード |
水環境 , 上下水道 , 水処理技術 , 水のにおい , 抗生物質耐性細菌 , 膜分離技術 , マイクロプラスチック , バイオプラスチック , 安全と安心 |
関連するSDGs |
担当教員 | ||
教授 教務部長 浦瀬 太郎/ウラセ タロウ/URASE Taro 専門分野:環境衛生工学、上下水道学、膜分離技術を用いた水処理、微量化学物質(医薬品、化粧品、臭気物質など)の環境中での挙動およびその分解処理 取材記事:「水環境の調査研究から、社会と環境の関係やそこにある問題について考えてみよう!」(2013/11/8) | ||
助教 後藤 早希/ゴトウ サキ/GOTO Saki 専門分野:分子生物学、応用微生物学、バイオプラスチック |