生命の持つ優れた機能を探り、
環境浄化や環境保全に役立てていく。
コース紹介ビデオ
コース紹介文「地球環境コース」は、生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えていくコース。水や土壌の浄化、砂漠の緑化など多様な問題に取り組み、人と生物や自然が持続的に共存する循環型社会の構築手法を学修・研究し、環境関連企業だけでなく、化学製品から医療関連まで幅広い分野で活躍できる人材を育成します。
「地球環境コース」は、生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えていくコース。水や土壌の浄化、砂漠の緑化など多様な問題に取り組み、人と生物や自然が持続的に共存する循環型社会の構築手法を学修・研究していきます。
特長
- ●生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えるコース
- ●水や土壌の浄化、砂漠の緑化など多様な問題に取り組み、人と生物や自然が持続的に共存する循環型社会の構築手法を学修・研究
- ●卒業後の進路は、環境関連企業だけでなく化学製品関連から医療関連まで幅広く選択可能
Research植物の研究
植物の機能を高めて、地球が直面する問題の解決へ
植物の力を地球環境の保全や暮らしを豊かにするために役立てる研究を行っています。今、世界では、作物が育たない「塩害地」の拡大が深刻化しています。また、地球温暖化による気温上昇により、従来は作れていた作物が作れなくなる問題も起きています。そこでこの研究室では、一部の植物が海岸や砂漠などの厳しい環境でも育つ仕組みを解明し、それを利用することで作物の耐塩性や高温耐性などを向上させる研究を推進。塩分の多い土壌でも育つ植物や、暑さに強い植物をつくりだして食糧増産や砂漠緑化に貢献していくことをめざしています。また、少ない肥料で栽培できる植物の開発や植物が有する空気中の有害物質を吸収・浄化する機能を高めたり、植物中の医薬品成分を効率的に生産したりするための研究も進めています。
関連する項目
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植物工学研究室
多田 雄一 教授
最先端の生命科学で
医療に貢献する
詳細とその関連研究などをご紹介します。
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明日の地球を
デザインする
詳細とその関連研究などをご紹介します。
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地球環境コースの主な専門教育科目
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地球環境科学
地球環境およびそれを構成する大気圏、水圏でのさまざまな現象について学ぶ授業です。大気の運動、地球の熱収支、水質現象、人類に影響を与える化学物質や微生物 に関する地球規模での問題などに関する基本的知識の確実な修得をめざします。
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植物細胞工学
植物の優れた機能を細胞・遺伝子レベルで学ぶとともに、それらの機能を向上させて利用するために必要な基本的な細胞生物学・生化学・遺伝子工学の知識と技術を理解。近年増加している遺伝子組換え植物の実用化・研究例についても解説します。
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地球環境概論
生命科学の地球環境への応用は、水質保全、環境修復、砂漠の緑化、環境汚染物質の検出など、様々な分野へ広がっています。また、これらはSDGsとして世界的な注目を集めています。授業では社会人講師による経験や知識を通して地球環境への仕事を理解し、自分たちの将来を考えます。
地球環境コースの専門実験
地球環境実験Ⅰ
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地球環境実験では、生命科学に基づく実験技術と専門能力を身につけるため、細胞工学分野における基礎的な実験手法及びデータ解析法、植物バイオテクノロジーを環境保全や環境モニタリングに適用するための実験操作とその原理、タンパク質を生産するための実験手法を学びます。具体的には、動物培養細胞、遺伝子操作、ミトコンドリアの単離と評価、植物細胞の融合、光合成速度の測定、DNA鑑定法などをテーマに実験を行い、さらに実験で得られたデータをノートPCを使用して解析することで、分析評価能力も身につけます。
研究・教員紹介
最新インタビュー記事
応用生物学部多田 雄一 教授
応用生物学部浦瀬 太郎 教授
卒業後の進路
大学院進学/資源・エネルギー関連/肥料・飼料関連/農林漁業関連/化学製品関連/家庭用品製造・販売関連/医薬品製造・販売関連/ CRO(治験業務受託業)関連/病院・医療機関/研究機関 ほか
関連する資格
•公害防止管理者 •環境計量士 •臭気判定士 •生物分類技能検定 •環境社会検定(eco検定) •ビオトープ管理士 •毒物劇物取扱責任者 •危険物取扱者 •特定化学物質等作業主任者 •食品衛生管理者 •食品衛生監視員 •食品衛生責任者 •化粧品製造販売責任者 •中級バイオ技術者 •技術士補 •情報処理技術者試験 •登録販売者 •フードアナリスト •色彩検定 •スキンケアアドバイザー •アロマテラピー検定 ほか
※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。