腫瘍分子遺伝学(村上優子)研究室
研究内容 |
がん(特に悪性中皮腫)を対象に、がんの分子病態の解明を通して、新規分子標的・血中循環がん細胞検出法・腫瘍マーカー・新規がん抗原の開発への貢献を目指しています。 手法としては、遺伝学、分子生物学、生化学を用い、系としては培養細胞、マウス、モデル生物を利用します。 また、低分子化合物のスクリーニング、核酸医薬の開発も共同研究で行なっています。
図 合成致死表現型を新規分子標的薬探索に用いる がんの原因遺伝子ががん抑制遺伝子である場合など、直接の分子標的にするには困難な場合、合成致死パートナー遺伝子の阻害により、正常細胞に影響を及ぼすことなく癌細胞を特異的に死滅させることができる。 |
研究テーマ |
・がん増殖の分子機構の解明 |
研究室ページ |
研究キーワード |
がん , 合成致死 , 悪性中皮腫 , 核酸医薬 , ゲノム創薬 |
関連するSDGs |
担当教員 | ||
教授 村上 優子/ムラカミ(トナミ) ユウコ/MURAKAMI-TONAMI Yuko 専門分野:がん、分子標的治療、細胞周期 取材記事:遺伝学の手法を用いた新しい抗がん剤やがんの転移を早期発見する検査手法の開発に取り組んでいます!(2021/12/1) |