Procedural Animation・Contents Design Science(菊池研究室)
研究内容 |
我々の研究室では、CGアニメーションにおけるモーションを物理シミュレーションやビジュアルシミュレーションによって、 アルゴリズムで自動生成しようとする試みである「Procedural Animation(プロシージャルアニメーション)」と、CG技術を利用したコンテンツ制作において「デザイン知識」とその知識を用いる「デザイン行為」を応用する試みである「Contents Design Science(コンテンツデザインサイエンス)」に関する研究を行っています。 「Procedural Animation」は、自然物・自然現象やキャラクタなどの運動を「クリエーターが手間をかけて作るのは大変っ!」という場合、アルゴリズムによってコンピュータにそのモーションを自動で生成させることにより、クリエーターの手を煩わせることなくリアルに再現しようとする技術です.開発した技術はコンテンツ制作に応用されるわけですが、その際に科学的知識や人類共通の概念・感性などの「客観的知識」と、個人、集団、あるいは地域などに特有の知識で一般性がない「主観的知識」から構成される「デザイン知識」を分析しながら、「デザイン行為」としてコンテンツを実装する手法として「Contents Design Science」を実践するのが目標です。 |
研究テーマ |
CG,VFX,ビジュアルシミュレーション,アニメーション,コンテンツデザイン |
プロジェクト独自ページ |
研究キーワード |
自然物・自然現象のビジュアルシミュレーション , CGアニメーション , VFX , 映像コンテンツの制作と分析 , インタラクティブコンテンツの制作と分析 |
関連するSDGs |
学生の学会発表・受賞 |
・田中健大,古屋 匠,菊池 司,“FLIPと1/fノイズによる水中砂塵のプロシージャルアニメーション”,芸術科学会論文誌,Vol.15,No.2,pp.55-65,2016,06. ・長谷川鈴夏,菊池 司,“セマンティックスコア法による映画予告編映像制作手法”,芸術科学会論文誌,Vol.15,No.4,pp.125-134,2016,11. ・宮脇巧真,菊池 司,映像作品“Crossing Tokyo”が「第20回文化庁メディア芸術祭・エンターテインメント部門審査委員会推薦作品」を受賞,2017,03. |
担当教員 | ||
教授 菊池 司/キクチ ツカサ/KIKUCHI Tsukasa 専門分野:コンピュータグラフィックス,ビジュアルシミュレーション,コミュニケーションデザイン |